和歌

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 世を憂いながら酒を飲む大伴旅人の歌は昨日でおしまいです。万葉集はまだまだ酒の歌があります。大伴坂上郎女(おおとものさかうえのいらつめ)の歌です。

 酒杯(さかづき)に 梅の花浮かべ 思ふどち 飲みての後は 散りぬともよし
「杯に梅の花を浮かべて、気のあった者同士で飲んだ後は、散ってしまっても構わない」

 なんとも、風流ですね。アングロサクソンの歌ではこういう風にはいきません。もう一度、日本の文化にみんなで興味を持ちたいものです。


 では、拙首です。

 年の瀬に 身をおくつどに ふりかへる 今年の自分は ちゃんと生きたか

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このページは、宝徳 健が2009年12月21日 00:40に書いたブログ記事です。

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