未来日本昔話その32(1月26日の日誌)

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 昨年、労働基準法が改正されましたね。4月から施行です。派遣法も改正されようとしています。ちょっと内容がひどい。これでは、企業経営者に人を雇うなと言っていることになります。雇用環境を整えるのが政治の仕事です。左翼的になってしまうと、世の中をどんどん非効率にしていくのですね。社会主義国家が破綻した理由がわかります。中国は破綻していないって? まあ、みていてください。ああいう強権政治は数十年は続きます。でも、必ず崩壊します。歴史が証明しています。

 さて、おなじみの未来日本昔話です。時は2100年。愚かな政治と愚かな国民によって日本はつぶれてしまっています。おばあちゃんとまさる君(10歳)の会話が続きます。昨日に続いて『植民地政策』についてです。
「おばあちゃん、昨日、寝るときに考えていたんだけど、昨日、おばあちゃんが最後に言った、『英国のインド植民地政策は巧みだった』ということは、具体的にどういうこと? 気になって眠れなかった」
「おやおや、それはごめんなさい。今日も欧米の植民地政策だったね。日本の植民地政策と呼ばれるものを知るためには、どうしても、欧米の植民地政策がいかにひどかったかを知る必要があるからね。では、今日は、英国のインド支配を話そうか」
「うん」

「当時、インドはイスラム・ムガール帝国の支配下にあったの。それで、伝統のヒンズーは衰退気味だったの。英国はそれを復興させたのよ」
「なんで?」
「イスラムとの宗教対立を深めるため」
「へー? よく分からないけど、しばらく話を聞くね」
「英国はさらにイスラム系ベンガル人とヒンズー・ビハール人を同じ政治区分に住ませて、憎悪を深めさせたり、別の宗派シーク教徒を治安の要に住ませたりして、争いを誘ったの」
「何のためなんだろう?」
「それは、四億の国民が宗教で分裂、対立して争っている限り、団結して宗主国に抵抗する事態は起きないからよ。実際にチャーチルという元首相は『植民地インドを支えた最大の防壁だった』と自賛しているの」

「へんなの」
「白人にとって、有色人種は動物以下の感覚だったからね。」
「そうなの?」
「そうだよ。先の大東亜戦争でも、もともとはアメリカ人の人種差別から起きたのさ」
「へー、それはまた聞かせてね。おばあちゃん、続きを話して」
「はいはい。ヒンズーの復活は同時にカースト制度の復活も意味するの」

「カースト制度って?」
「バラモン(僧侶)、クシャトリヤ(王侯貴族)、バイシャ(平民)、スードラ(奴隷)という四つの階級を中心に130個も階級がある身分制度よ。韓国も李氏朝鮮のとき、両班(ヤンパン)、中人(ちゅうじん)、常人(じょうじん)、奴婢(ぬひ)という四つの身分制度を据えたので、国家がまったく停滞してしまったの」
「日本は、士農工商という身分制度があったけど、武士道のおかげでそういうことは起きなかったんだよね」
「そうそう、以前勉強したはね。覚えていて偉いわ、まさるは。朝鮮でさえ、そんな状況だから、130もあるカースト制度がどれほどインド社会を縛ってきたかは容易に想像がつくわね」
「そうだね~。恐ろしい」
「さらに、地方言語も復活させたの。今のインドの紙幣には十六種類の言葉が書かれているのよ。インドは共通する母国語を持つ機会を完全に失ったの」

「じゃあ、意思疎通できないジャン」
「そうよ。共通語がなければ国家意識も連帯感も希薄になるの。宗教と言語、この二つの分断の結果、英国はたった二千人の文官だけで、四億のインドを支配できたのよ」
「欧米の植民地支配ってひどいね」

「そうね。明日は、英国のその他の植民地政策について話すね。それと、時間があったら、他の欧米諸国の植民地政策も」
「うん。日本はそんなひどいことを台湾、満州、朝鮮にはしなかったんだよね」
「しなかったよ。経済は成長し、国民所得は向上し、人口がどんどん増え、高度な教育も施す政策を実施したのさ。日本国内よりも優先してその三つの国に国内の税金をつぎ込んだの」
「へー、早く日本の政策を聞きたいね」

「お楽しみにね。まだ、欧米のことを学ぶ必要があるから」
「うん」
「さてさて、今日のおやつは~」
「ひゃー、なんだろう。いつも楽しみだな~」
「あのね~、今日は、金沢の柴舟というお菓子だよ」
「きれいなお菓子だね。まるで、水に遊ぶ舟のようだね。いっただきまーす。(モグモグ)。ねえ、おばあちゃん、おばあちゃんってとってもきれいだね」
「(赤くなりながら)いやだよ。この子は。早くお食べ(といいながらもうれしい)」

【昨日の行動検証】
朝ごはん:姉の家で。あじのひらき、漬物、みそしる、梅干、あとなんかあったな~。
昼ごはん:親父と新幹線の中で駅弁。親父は助六寿司。私は、福岡に行ったら必ず食べる『かしわめし』
夜ご飯:親父と十三の「やまもと」で、ねぎ焼きハイデラックス、オムソバデラックス、いか焼き

万歩計 5869歩 体重77.0キロ 

Ⅰ 行動
 4時起き。準備をして5時2分の始発電車に乗る。電車の中で新聞を読みきる。途中朝ごはんを食べて、5時50 分に事務所到着。瞑想を一回してから、朝のおつとめ、暗唱を行う。9時20分に出発して10時に四条畷に行く。お昼までそこにいて、13時過ぎに事務所到 着。ブログを書いて、手紙を書いて、書類整理の続きをしてから、16日に事務所を出発。米原に17時前に到着。Fさんと合流してIWさんのお祖父佐様のお 通夜に出席。軽く食事をして、今日は早めに寝て、明日3時に起きる。→手紙以外すべてOK。手紙が頭から抜けていました。こんなもんかい!


1.ルーティン

 11個(226/264 85.6%) ほんとうにごめんなさい。明日から立て直します。今年に入って、週間を変えようとしています。そうすると今まで当たり前に出来ていたことをやらなくなる。それをまたやれるように自分を鍛える。言い訳です。

2.期日目標 (12/19 63.2%)

特にありません

3.年間行動目標  (今年はあと340日)
①読書 目標200冊  現21冊 残り179冊 巻末に読んだ本を書きます。 今回は「法華経入門」
②手紙 5000通 現在76通  残り4924通(14.5通/日)


Ⅱ 昨日の自分のベスト10
①よいお仕事の話ができた
②ブログが久しぶりにちゃんと書けた
③Wさんと電話で話をした
④Fさんと出会えた
⑤IWさんのお通夜が素晴らしかった
⑥IMIさんにメール返信できた
⑦IKさんにメール返信できた
⑧仏教の本に感銘を受けている
⑨TKSさんが毎日ルーティン報告をくれる
⑩返事を出そうと思っていた年賀状3通に切手が当たった。感謝合掌。

Ⅲ 昨日5回笑ったこと
①Wさんと久しぶりに電話で話して
②商談をしながら
③Fさんと車の中とかで
④お通夜の中で、小さな子が必死に眠気に堪えてお経を読んでいる姿がとてもほほえましかった
⑤ご飯を食べながら

Ⅳ 昨日5回感動したこと
①法華経入門を読みながら
②故人とご親族のつながりをお見せいただいて
③故人の映像を拝見させていただいて
④商談の相手の方がとても誠実でいらっしゃったこと
⑤切手があたったこと

Ⅴ 昨日感謝したこと
①商談をするときに相手の方がとても誠実でいらっしゃったこと
②FさんがIWさんのお通夜に飛んできてくれた
③FさんがIWさんのお通夜に行くときに迎えに来てくれた
④Wさんと電話で話せた
⑤IKさんがお礼のメールをくれた
 
【今日の私】

Ⅰ 今日の一言
 慎独、事上磨錬

Ⅱ 行動予定
 4時起き。朝のおつとめ、ブログ、暗唱、読書して7時7分の岐阜発の電車で能登川へ。一日Fさんのところ。今後の計画、必要なデータ整理、幹部会議、ASSスタッフミーティングなどをやります。合間で、今週の手帳を完成すること。今日も、リズムある一日になるので、さぼるリスクはありません。


Ⅲ 期日目標
 特にありません

Ⅳ 年間行動目標 今日の目標 明日の朝まで
①読書 目標200冊  今日1冊
②手紙 5000通 現在76通 今日0通

※読んだ本
「ス カートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「続スカートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「感動を与えて逝った12人の物語  大津秀一著 致知出版社」 「小さな人生論④ 藤尾秀昭 致知出版社」 「人生に生かす易経 竹村 亜希子 致知出版社」 「民主党政権で中小企業はこう 変わる 八木 宏之 サンマーク出版」 「FPジャーナル 日本FP協会」 「財務諸表論」 「新ス カートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「ハガキ道 坂田道信 PHP」 「ハガキ道に生きる 坂田道信 致知出版社」 「孝経 人生をひ らく心得 伊與田覚 致知出版社」  「月間致知2月号」「日本を弑(し)いする人々 PHP」 「企業診断ニュース 中小企業診断協会」 「月間出光」  「ピンクの紙の夢実現術」 「100%幸せな1%の人々」 「歎異抄入門」 「正法眼蔵入門」 「法華経入門」 現在21冊




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このページは、宝徳 健が2010年1月27日 05:32に書いたブログ記事です。

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