国営を民間にする条件

| コメント(2) | トラックバック(0)
 この記事は右のカテゴリー「ひとりごと 宝徳 健」に格納されています。

 岩塚さんからのコメントで国営企業を民営化する条件の質問をいただきました。それにお答えします。
 実をいうとないのです。ほとんど総ての事業が民営でできます。ですから、国営事業というものはある一定の条件を除いて存在しません。かつてイギリスがサッチャー首相以前の労働党のときに多くの企業を国営化して経済が破綻寸前まで疲弊しました。はっきり申し上げて「官」に経営は無理です。

 あえて言えば国の成熟度でしょうか。郵便事業や鉄道事業など、多大な投資を必要とする事業や非効率な地域をカバーする事業は、最初から民間ではなかなかできません。

 そもそも国営事業は、公共財としての正確を有するものだけで良いのです。公共財の特徴は何か。それは「非排除性」と「非競争性」です。

 例えば、国防。「私は守らなくていいですから」って言えませんよね。自衛隊に国内で競争相手がいたら大変なことになりますよね。
 
 もともと郵便事業などはそういう性質を有していたのですが、クロネコヤマトなんかの民間事業者でもできるようになってしまいました。

 岩塚さん、答えになりました?

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/360

コメント(2)

宝徳さん、ありがとうございます。よくわかりました。 
でも、民営化された企業が役人の天下り先というケースがまだまだ多いですよね。
民営化されても、政府が100%の株主だったりでは民営化された意味がない気がします。
国防にしても、今の状況では・・・
宝徳さんの、「日本未来昔話」が現実にならなければ良いのですが・・・

 岩塚さん、いつもコメント感謝します。日本の官僚は優秀な人も多いので、官の中にいる間はその優秀性ははっきされますが、企業経営という中ではどうなのでしょうかね。私は天下りが一概にいけないとは考えていません。優秀なら市場経済でその力を発揮してもらえれば結構な話です。でも、ほとんどがそういう発想でないのが問題ですね。政府の100%出資もだめです。
 政治家や官僚がほしがる力は、政治力や外交力以上に、利権や認可権です。ここにも問題あり。だから、株式を手放したがりません。なんか勘違いしています。

 国防はほんとうに心配です。国防予算をもっと計上しないと・・・。国土がなくなってしまいます。

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2010年2月11日 07:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「和歌」です。

次のブログ記事は「紀元節(2月10日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。