和歌

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  皇后陛下のお言葉集「歩み」という本があります。皇后陛下は、民間人でありながら、皇室というあの「私」を捨て去らなければならない、すさまじい生活に入られました。あの生活習慣は、私など5分ももたないでしょう。さぞ苦しい思いをされたこととおもいますが、ほんとうにおやさしい方です。国の母です。是非、お読み下さい。なんとも言えないよい気持ちになれます。人間は、ここまで自己を高めることができるのですね。
 皇后陛下の御歌を紹介します。

 生命(いのち)おび真闇(まやみ)に浮きて青かりしと地球の姿見し人還(かへ)る
  とつくにの 旅いまし果て 夕映ゆる ふるさとの空に 向ひてかへる

 とつくにとは外国のことです。
 では拙首です。

 みずからの ことにばかりを 気に留めて ふと気がつけば 春の景色が

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このページは、宝徳 健が2010年3月 6日 07:12に書いたブログ記事です。

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