和歌

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 ちょっと面白い歌を紹介します。万葉集です。

 うべ子なは 我ぬに恋(こ)ふなも 立つ月(つく)の ぬがなへ行(ゆ)けば 恋しかるなも
 ものすごい方言が入ったうたですね。東の方の方言です。こういうのを東歌(あずまうた)といいます。

 意味としては、「なるほどあの娘は私を恋しく思っていることだろう。立つ月が流れ去っていくのだもの。さぞかし恋しがっていることだろう」です。

 これは、相聞歌といって誰かから手紙や和歌が送られてきたときに、返事として送る歌です。旅の途中の男が、妻から送られてきた手紙に答えた和歌です。おそらく、妻から、長い間逢わないのでさびしくてやりきれないと言ってきたのでしょう。作者は不詳です。

 日本ってすごいですね。詩というのは、欧米では一部の王侯貴族のものです。でも、こういう庶民まで、和歌というものがつくれる。すごい文化を持った国です。なのに、なぜ、こういう風になっちゃったんだろう。


 では、拙首です。

 これまでの 悪事がたまり 我を襲う この苦しさは その精算か



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このページは、宝徳 健が2010年5月12日 04:35に書いたブログ記事です。

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