誰にでもわかる大東亜戦争の真実

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 前回、東條由布子さん(東條英機のお孫さん)が、神田古本街で見つけた「東條英機宣誓供述書」を藤川さんという知人に見せたところ、藤川さんが私財をなげうって全国の識者にそれをコピーして送くられたということを書きました。
 その一冊が偶然、長野県にお住まいの瀧澤宗太さんという方の手に入りました。瀧澤さんもまた心からこの本の重要性をご理解され、「この本が世の中に十万部広まったら、きっと日本は変わる」とおっしゃり、これまた、自らの恩給をはたいて復刊のために尽力さらました。
 でも、瀧澤さんは、そのために経済的に立ち行かなくなってしまいました。そこで、瀧澤さんは、全国の有志に呼びかけて、各方面にこの本を送る運動を展開され、結果として、日本中の図書館、大学、出版社のうち七割に届けることができたそうです。

 かつての日本人は立派ですね。

 さて、「東條英機宣誓供述書」の内容に入りましょう。分かりやすく解説していきますので、是非、読んでください。大東亜戦争が侵略戦争ではないと言うことがわかってきます。

 前回は、欧米が日本を蒋介石を利用して、徹底的に追い込む当時の状況を紹介しました。そういう情勢の中で、日本において、重要な二つの政策が決定されます。

昭和十五年(1940年) 七月二十六日閣議決定「基本国策要綱」
昭和十五年(1940年) 七月二十七日「世界情勢の推移に伴う時局処理要綱」

この二つの政策の内容は以下のことです。

「東亜の安定のためにすみやかに支那事変を解決する」「米英の圧迫に対して戦争は避けつつも、あくまで我が国の独立と自存をまっとうする」

 どこが侵略戦争ですか?

 東條英機宣誓供述書にはこう書かれています。

「これらの国策は毫末(ごうまつ:ほんの少し)も領土的野心、経済的独占に指向することなく、いわんや世界の全部または一部を統制しまた制覇するがごときは夢想だもせざりし所でありました。私は新内閣(近衛内閣)の新閣僚としてこれら緊急問題解決を要する最重大問題であって、私の明白なる任務は、力の限りを尽くしてこれが達成に助力するにありと考えました。私があらかじめ侵略思想または侵略計画を抱持しておったというがごときは全くの無稽の言であります。また私の知る限り閣僚中かかる念慮をもっておった者は一人もありませんでした」

 では、次回は、この二つの国策のひとつである「基本国策要綱」について解説していきます。

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このページは、宝徳 健が2010年8月15日 13:21に書いたブログ記事です。

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