BCP(事業継続計画)

| コメント(0) | トラックバック(0)
このシリーズは右のカテゴリー「コンサルティング」に格納されています。

 今回は、下のBCP策定・運用サイクルの①事業を理解するの中の、「中核事業が受ける被害を評価する」です。

【BCP策定・運用サイクル】
①事業を理解する

②BCPの準備、事前対策を検討する

③BCPを策定する

④BCP文化を定着させる

BCPのテスト、維持・更新を行う

①へ
 自社の中核事業が、地震、風水害、火災等の災害によりどの程度の影響を受けるかを評価します。そのためには、前回説明した中核事業の継続に必要な資源が、どのような災害によって、どの程度の影響を受け、中核事業の継続にどの程度の支障をきたすのか、可能な限りもれなく把握することが望まれます。具体的には、以下の問いに経営者が答えていくことになります。

①中核事業が影響を受けると思われる災害には何がありますか?
②①で想定した各災害が、中核事業の継続に必要な資源のそれぞれに与える影響を把握してください。

 これらを検討する際に、中核事業が影響を受ける災害、それぞれについて、中核事業の継続に必要な資源を「目標復旧時間内に機能回復しないもの(回復させられないもの)」または「目標復旧時間内に機能回復するもの(させられるもの)」のどちらかに区別します。

 「目標復旧時間内に昨日回復しないもの」であれば、その資源については、代替となる資源をどのように確保するかを検討することになり、「目標復旧時間内に機能回復するもの」については、その資源をどのように機能回復させるか、または、その資源の機能が回復するまでの時間をどのように対応したらよいかに関する検討につなげるためです。

 「中核事業影響度評価フォーム」というものも中小企業庁で用意されています。

 次回は、「財務状況を分析する」を解説します。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/2468

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2011年5月26日 07:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「士魂商才第四十二号」です。

次のブログ記事は「Eグループの具体的導入」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。