終戦の詔

| コメント(0) | トラックバック(0)
 この記事は、右のカテゴリー「日本の正しい歴史」に格納されています。

 今日は、敗戦の日です。くやしい。何も悪くないのに、戦争に追い込まれ、徹底的に叩きのめされ、国のあり方をめちゃくちゃにされてしまいました。白人は有色人種である日本人が自分たちよりもすぐれているのが我慢がなりませんでした。たったそれだけの理由で、日本を大東亜戦争に追い込みました。

 さて、終戦の詔(みことのり)を読みましょう。

 事実をちゃんと知ってから、発言するようにしましょう。 60年安保のとき、学生たちは「安保反対」を叫びました。でも、日米安保条約をちゃんと読んでいたのは10%もいなかったそうです。サンフランシスコ講和条約11条を読まずして、東京裁判を受け入れたなどというのはやめましょう。

 戦後、敗戦利得者が作成した教科書を、不埒な日教組と赤い新聞 朝日新聞、毎日新聞が利用し、国民に嘘を教え続けました。 国民は何の疑いもなく、それを信じ、日本は侵略者であると馬鹿みたいなことを思い込んでしまいました。それにつけいれられ、支那に南京大虐殺をでっち上げられました。真実である通州事件について発言するのを封じられながら。事実のない、従軍慰安婦問題をでっちあげられました。

 すべて、国民がきちんと事実を勉強せずに、敗戦利得者や日教組や赤い新聞にだまされ続けた結果です。だから、それが、民主党に投票するなどというおろかな行為につながってしまったのです。

 さて、終戦の詔です。敗者の弁などという軽いものではありません。天下の泰平のためなら、自分のみはどうなってもいい、敗戦に当たっての自分の言うことをきちんと聞いてくれという、すばらしいご意思のこめられたものです。

 教育勅語や古典も引用されています。

 昭和天皇のおことばです。昭和天皇が日本を滅亡からお救いになられました。

 この詔を知らずして、かの大戦を語るのをやめましょう。
 真実を知ろうという姿勢なしに、嘘を信じるのはやめましょう。

終戦の詔書 (昭和20815日)

 朕、深く世界の大勢(たいせい)と帝国の現状とに鑑(かんが)み、非常の措置以て時局を収拾せむと欲し、茲(ここ)に忠良なる爾臣民(なんじしんみん)に告ぐ。
 朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対し其の共同宣言を受諾する旨通告せしめたり。
 抑々(そもそも)帝国臣民の康寧(こうねい)を図り、万邦(ばんぽう)共栄の楽(たのしみ)を偕(ども)にするは、皇祖皇宗(こうそこうそう)の遣範(いはん)にして、朕の拳法々(けんけん)措(お)かざるところかざる所。
 曩(さき)に米英二国に宣戦せる所以も、亦実に帝国の自存と東亜の安定とを庶幾(しょき)するに出で、他国の主権を排し、領土を侵すが如きは、固(もと)より朕が志にあらず。
 然(しか)るに、交戦已(すで)に四歳(よんさい)を閲(けみ)し、朕が陸海将兵の勇戦、朕が百僚有司(ひゃくりょうゆうし)の励精(れいせい)、朕が一億衆庶(しゅうしょ)の奉公(ほうこう)、各々最善を尽せるに拘(かか)らず、戦局必ずしも好転せず。
 世界の大勢、亦我に利あらず。
 加之(しかのみならず)、敵は新(あらた)に残虐なる爆弾を使用して、頻(しきり)に無辜(むこ)を殺傷(さっしょう)し、惨害(さんがい)の及ぶ所、真に測(はか)るべからざるに至る。
 而(しか)も尚交戦を継続せむか、終(つい)に我が民族の滅亡を招来(しょうらい)するのみならず、延(ひい)て人類の文明をも破却(はきゃく)すべし。
 斯(かく)の如(ごと)くむは、朕何を以(もっ)てか億兆の赤子(せきし)を保(ほ)し、皇祖皇宗(こうそこうそう)の神霊(しんれい)に謝(しゃ)せむや。
 是れ朕が帝国政府をして共同宣言に応せしむるに至れる所以なり。
 朕は帝国と共に終始東亜の解放に協力せる諸盟邦に対し、遺憾の意を表せざるを得ず。
 帝国臣民にして、戦陣に死し、職域に殉し、非命に斃(たお)れたる者、及其の遺族に想を致せば、五内為(ごだいため)に裂く。
 且戦傷(かつせんしょう)を負い、災禍を蒙(こうむ)り、家業を失いたる者の厚生に至りては、朕の深く軫念(しんねん)する所なり。
 惟(おも)うに、今後帝国の受くべき苦難は固(もと)より尋常(じんじょう)にあらず。
 爾臣民(なんじしんみん)の衷情(ちゅうじょう)も、朕善く之を知る。
 然(しか)れども、朕は時運の趨(おもむ)く所、堪え難きを堪え、忍び難(なん)きを忍び、以て万世の為に太平を開かむと欲す。
 朕は茲に国体を護持し得て、忠良なる爾臣民の赤誠(せきせい)に信倚し、常に爾臣民と共に在り。
 若(も)し夫(そ)れ情の激する所、濫(みだり)に事端(じたん)を滋(しげ)くし、或は同胞排儕(はいせい)互に時局を乱り、為に大道(たいだおう)を誤り、信義を世界に失うが如きは、朕最も之を戒む。
 宜しく挙国一家子孫相伝え、確く神州の不滅を信じ、任重くして道遠きを念い、総力を将来の建設に傾け、道義を篤くし、志操(しそう)を鞏(かたく)くし、誓て国体の精華を発揚し、世界の進運に後れざらむことを期すべし。

 爾臣民、其れ克(よ)く朕が意(い)を体(たい)せよ。
御名御璽(ぎょめいぎょじ)
※読みやすいように、ふりがなをふり、カタカナをひらがなに変えています。旧漢字を新漢字にしています、以下に、語句の説明をつけています。
康寧: やすらかなこと。安寧
遣範: 先人から遺された手本
庶幾する: こい願う
閲する: 経過する
無辜: 何の罪もない人
五内: 五つの主要な内臓全身
軫念する: 心を痛める
衷情: まごころ
赤誠: うわべを飾らないまごころ
事端を滋くする: 事件をたくさん起こす
排儕: 排斥

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/2784

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2011年8月15日 10:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「和歌」です。

次のブログ記事は「郵便局とカレー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。