化学反応から逃げる組織は組織ではない

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 なんのために民主党は政権交替をしたのでしょうか。まあ、こんなことははじめからわかっていましたが。
 人間は、他の人間を受け入れることができません。だから争いが起きます。

 それの問題点を最もうまく解決したのが日本という国体でした。天皇陛下という存在が、人間の軋轢という、人間社会の危機管理を、世界で最もすばらしく解決しました。繰り返しますが、私は右翼ではありません。右翼というのは、共産主義とまったく違いがありません。 今の日本で、保守の話をすると右翼と間違えられてしまいます。これが、今の日本を遅らせている、国民の誤った感覚です。

 でも、不埒な日教組による戦後の謝った教育により、日本人は、「対立」を価値観にするようになりました。

 そうならそうで、融和などというのではなく、もっと、心の闘争をすればいい。なのに、今回の内閣は、軋轢を恐れた、馴れ合い内閣でしかない。だから、小宮山とか平野とか、山岡とかを入閣させてしまいます。

 日本がこれまで培ってきた、他の人間も受け入れるという国体を無視し、ただ単に、他との融和とを図るのであれば、もっと、お互いに、主張をする「化学反応」が必要となります。化学反応を起こそうとしなければ、化合物はできません。「中る」とこができなくなります。

 ただたんに、数の理論を乗り越えるために、組閣するような民主党では、この国を創造することはできません。

 なんとまあ、なさけない。今まで、私たちの先輩が創ってきた、日本を否定するのあれば、もっと、化学反応を起こす覚悟をしろよ。

 そうでなければ、日本を見つめなおせよ。 

 政治家の責任ではありません。こんなくだらない政権をつくったのは、国民の責任です。

 福澤諭吉の学問のすすめにある言葉です。

「一身独立して、一国独立す」
「国を支えて、国を頼らず」

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このページは、宝徳 健が2011年9月 2日 21:17に書いたブログ記事です。

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