支那紀行

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 最近、コンサルのブログが書けていません。ごめんなさい。週末まで待ってください。

 さて、昨日はバス事件。今日は、ホテルについて、外に食事に行ったときのことです。
 広州の東宝飯店(だったと記憶しています)に行きました。まだ個人旅行が御法度な時です。カウンターに行って宿泊を願い出ました。もちろん広東語はわかりません。英語ができる人はいるかと聞くと、一人出てきました。「こいつらなんだ」というような顔です。支那はどこに行ってもそうでしたが、まず、ものすごい横柄な対応を受けました。その対応を受けた後に、日本語でしゃぺります(当時は胡耀邦です。親日国家でした)。すると「I guess you are from HongKong」と必ず言われます。香港の支那人は金を持っているので、本土では嫌われているようでした。日本人とわかると親切にしてくれます。

 ようやくチェックインできて、お腹がすいたので、二人で外にご飯を食べに行きました。できるだけホテルで食べないで、外で食べようということだったので。

 北京路(ペイチンルー)という広州一の繁華街に行きました。猿の脳みそとか熊の手の店とかが並んでいます。普通の食堂に入りました。

 鶏がらスープともう一品(忘れました)を頼みました。YTJが「ええ、ええ、ここは俺が出すわ」と言って、お金を払いに行きました。その間に、出てきた鶏がらスープを、一口飲みました。

 筆舌に尽くしがたいまずさでした。YTJが戻ってきました。

「宝徳、うまいか?」
「YTJ、これは、ちょっとうまいで~」(という逆説のほめ方)
「ほうか~」

 YTJが飲みはじめます。

「うっ、なんやこれ! まずうて飲まれへんやんか」

 私は、貧乏育ちですので、ちょっとやそっとの食べ物は食べられる自信がありますが、これは閉口しました。YTJいわく。

「宝徳、飲むんや! 全部飲むんや! 食うんや! 全部食うんや! ここで俺たちが残したら、日中友好にひびが入る!」

 彼はこればっかりです(笑)。

 とにかく必死に飲んで食べました。昔の給食の何倍もまずかった。何が「食は広州にあり」だい!

 支那を旅行している間中、何を食べているかまったくわかりません。犬も猫も外で見かけたことがありません。まだまだ続きます。

 広州のホテルのフロントです。本当jはこういう公共施設を撮影すると当時は逮捕されていたのですが、誰もいなかったので(汗)

kousyuhotel.jpg


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このページは、宝徳 健が2011年11月16日 01:59に書いたブログ記事です。

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