和歌

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 正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。今日も「四たび歌よみに与ふる書」です。つづきです。
「ついでに言うと、消極的に歌うと理屈っぽくなると言ったことは、常にそうであるということではない。客観的な景色を連想して言う場合は消極的でも理屈にはならない。例えば、「駒とめて袖うち払う影もなし」というがごときは、客観の景色を連想したまでであるから、こういう風に言わないと、感情を現すことができなかったので、理屈ではないである」

 拙首です。

降る雪が 大地にましろを 敷き詰めて ひととき覆う この世の憂ひも  

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このページは、宝徳 健が2012年1月24日 06:46に書いたブログ記事です。

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