東大寺法華堂の秘密 中 最終回(3月25日の日誌)

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 さて、3月4日の日本経済新聞のすばらしい記事「東大寺法華堂の秘密 中」をまとめます。次回から、「上」に入ります。後輩が日経新聞の部長をしていて、頼み込んだら、送ってくれました。

 それにしても、土日の日経は面白い。3月18日は、画家の伊藤若沖(いとうじゃくちゅう)でした。この人の絵も、圧倒されるぐらいすばらしいですね。あっ・・・! 昨日、日経買い忘れた(涙)。読みたい・・・。ネットでニュースなんか読んでいたら、こういう醍醐味は味わえません。ニュースを拾うだけだし、後からじっくり、線を引いたり調べ物をしたりして読み返すことはできない。
 聖武天皇は、自分の悲しみと同時に、人々の悲惨、苦難とも正面から向き合いました。治世下にはさまざまな天変地異が相次いで起こりました。今とよく似ていますね。

 天平4年には旱魃に見舞われました。翌年の天平5年には飢饉が待っていました。さらに天平6年には大地震が起こりました。記録によると阪神大震災並みの規模だったといいます。天平7年には天然痘が日本を襲いました。凶作になり、天平9年には天然痘がさらに追い打ちをかけました。光明皇后の藤原氏4兄弟をはじめ数え切れない人が亡くなりました。

 天皇はそんな国家的な悲惨を救う手立てを必死に模索しました。そして釈尊を本尊とする国分寺を建立し、人々に仏教思想の啓蒙をすること、都の国分寺に、動植物も含めたすべての生けるものの繁栄を願う盧舎那仏(るしゃなぶつ)の造立を発願しました。

 「誠に三宝の慰霊に頼りて、乾坤(けんこん)相泰(あいやすら)かに万代の福業を修めて、動植咸(ことごと)く栄えんことを欲す(仏、法、僧の三宝の力によって動物、植物、あらゆるものすべてが心安らかに暮らせるようにしたいのである)」と「盧舎那大仏造立の詔」はうたっています。

 慈悲とは、相手とともに喜び、相手とともに悲しむことです。この「抜苦与楽」の一念が東大寺の背景には通っています。と、日経新聞の記事は結んでいます。この記者を尊敬します。

 ああ、書きながら涙が出てきた。なんてすばらしいんだ。この盧舎那仏が奈良の大仏です。

 中学校のころだったと記憶しています。社会の先生が、東大寺と大仏の建立について、民が苦しいのに、天皇が贅沢をしてこんなものを造ったから、民はますます苦しくなったと教えました。これが、今の過った学校教育です。こんなにすばらしいものを悪と教えるのが、今の日本の教育です。

【3月25日の食事】

朝ごはん:仕事をしていて食べるのを忘れました
昼ごはん:冷凍ピザと冷凍ライスバーガーをチンして食べました
夜ごはん:野菜サラダとパスタサラダ。あとたこ焼きを少し

【ルーティン】 合計15項目 
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼):〇17/25
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞):×16/25

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える):×15/25
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします:〇17/25
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます:〇10/25
⑥私は毎日、本を5分以上読みます:〇25/25
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます:〇25/25
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします:〇25/25
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします:〇25/25
⑩私は毎晩、三省します:〇25/25
⑪私は毎日、和歌を一首以上詠みます:〇24/25
⑫私は毎朝、仕事の夢を声を出して読みます:〇25/25
⑬私は毎日、五年間の夢を読みます:〇20/25
⑭私は毎日、一年間の夢を読みます:×19/25
⑮私は毎朝、24年度の事業計画に目を通します:×17/25
(307/375 81.9%) 

【3月にやること】
 手紙 150通以上 97
 読書 10冊以上 12冊
 新規提案 50個以上  6
 新ビジネスモデルづくり20個以上 
 士魂商才3月号:〇
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
3月2日:〇 3月10日:〇、3月16日:〇、3月23日

【期日目標】 
3月中に、「活学講座 安岡正篤著 致知出版社」をもう10回読みます。:今7回目
3月中に、「誰にでも仕える民事信託」のケーススタディ問題を完成させます。
3月中に、ファシリティマネジメントの予想問題を作ります。:まだ未着手
3月中に、農商工連携e-ラーニング「農業(80分)」「林業(80分)」「漁業(80分)」完全把握学習

【行動規範】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このページは、宝徳 健が2012年3月26日 04:10に書いたブログ記事です。

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