未来日本昔話(朝鮮半島の真実 その11)

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 日本の国体を忘れ、過った教育を受けたことも忘れ、憲法も変えず、のほほんとしていたため、日本はつぶれてしまったと仮定しています。

 時は2111年。おばあちゃんとまさるくん(11歳)が、日本のつぶれてしまった原因を話し合っています。

 北海道はロシア領に、九州は支那領に、本州と四国はアメリカ領になってしまいました。
ま「はー、食べた食べた。おばあちゃんの料理はおいしいや」
お「おやおや、ありがとう。よく食べるようになったねえ。小さいころは泣いてばかりいて、偏食が多くて、弱い子だったのに、こんなにたくましくなって」
ま「えへへ。中学生になって、部活を始めたら、お腹がすいてすいて。好き嫌いなんか言っていられなくなったんだ」
お「偉いねえ」

ま「さて、いよいよ朝鮮戦争での元日本軍の戦いぶりだね」
お「そうだったね。聞かせておくれ」

ま「一個師団を編成した金錫源(キムソクウオン)は、粛々と釜山東部の守備に向かうんだ。途中、金錫源は、師団の一部の兵士を夜陰に紛れてどこかへやったんだ」
お「へー」
ま「師団の移動の様子は、北朝鮮側からは丸見えだった。裸同然で銃器程度の武器しか持たない一個師団だからソ連製の戦車の前では赤子同然の兵力だったんだよ。金錫源の師団が釜山東部で配置に着いたとき、北朝鮮軍は、戦車を先頭にした大軍で、この師団を包囲した。集中砲火で金錫源の師団を殲滅する作戦だったんだ」

お「それはたいへん。金錫源はどうしたんだい?」
ま「戦いが始まって、金錫源は、飛び交う銃弾のなかで、日本刀を振りかざして陣頭に立った。そして敵を睥睨して、「撃て~」と叫んだ。これこそが本当の軍人の姿だと、兵士の士気はみるみる高まったんだ」
ま「さすが日本の陸軍士官学校出身だね」
お「金錫源は、頃合いを見て、兵力を敵右翼に集中させ、北朝鮮軍に一斉砲撃をしかけた。そして、突撃を命令したんだ、命知らずの元日本兵なので、北朝鮮軍はあわてて後退したんだ。」
お「それでさらに突撃したのかい?」

ま「おばあちゃん、それが違うんだよ」
お「そうなのかい?」
ま「なぜか、ここで、金錫源は、全軍に退却を命じたんだ。時は深夜。北朝鮮軍は、元日本兵ばかりの韓国軍が退却し始めたのを見ると反撃に転じて、金錫源軍をいっきに殲滅しようと迫って来たんだよ。全軍一丸となって猛追撃を命じたんだ」
お「元日本兵はどうなったんだい?」

ま「それがね、北朝鮮軍の戦車隊が岬を回りこんだとき、そこに、こつ然と米軍の大艦隊が出現したんだ。装甲が厚く、銃やバズーガー砲では歯が立たないソ連製の戦車も、戦艦から繰り出される大きな大砲相手では、どうしようもなかった。戦車に米軍の艦砲射撃が雨のように降り注いだのさ。北朝鮮の戦車部隊は壊滅したんだ」
お「どうしてそうなったんだい?」

ま「それがねえ、金錫源の師団が進軍するときに、一部の兵士をどこかにやったって、いったでしょ?」
お「うん」
ま「その兵士たちは、米軍に作戦を伝えに行ったのさ。「師団がおとりになり、北朝鮮軍が進路を東に転じて海岸線にでたところに、米艦艇から、一斉艦砲射撃をあびせるように」とね」
お「元日本軍の作戦はすごいねえ」

ま「へっぴり腰の韓国軍なんかまるで信じていなかった米軍も、金錫源が元日本陸軍の佐官であり、勲章ももらっている人物であると聞いて、それなら信じられると艦隊を待機させたんだ」
お「米軍をあれだけ苦しめたのは日本だけだからねえ」

ま「そっ。要するに日本の信用で朝鮮半島は助かったんだ」
お「そんなこと、今は言えないけどね」
ま「そうだね。つぶれる前の日本も、正しいことを国民が語らなかったからつぶれたんだね」
お「そうだね。悲しい事実だよ」
ま「おばあちゃん、金錫源の作戦はまだあるんだ」
お「そうなのかい。じゃあ、明日聞かせておくれ。おばあちゃん、なんだか眠くなって」
ま「ごめん、ごめん。今日も泊まっていい?」
お「いいともさ」
ま「わーい。おばあちゃん、おやすみなさい」
お「おやすみなさい」

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このページは、宝徳 健が2012年3月 5日 07:17に書いたブログ記事です。

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