いろはにほへと

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 子供の頃「いろはにほへと」を習ったとき、五十音があるのに、なぜ「いろはにほへと」があるのだろうかと思いました。五十音はもちろん大切ですが、子供のころから「いろはにほへと」の意味も含めて教えると、言葉に対する興味がとても広がるでしょうね。
 ゆとり教育で、円周率を3で教えるようなことをしてしまいました。円周率が3だと、円のなかに描いた正三角形の辺の和と円周が一緒になってしまいます。こういう知的好奇心を逆行させるような恐怖ともいえる教育を考えた文部科学省は万死に値します。

 子供は知的好奇心が旺盛です。算数(数学)の面白さや漢字の成り立ち、時刻表の読み方を教えながらの地理・歴史、相対性理論や自然の観察を教えることによる理科への興味などなど、教えるといくらでも吸収していきます。まるで真綿が水を吸い込むように。

 息子が小さいときに、フェボナッチ数を教えたら、一日中フェボナッチ数で遊んでいました。

 大人が子供をなめてはいけません。子供に難しいことを教えてはいけないという幻想のもと、子供を馬鹿にするようなことを伝えていきます(教えるのではない)

 子供は私たちの想像以上に知的好奇心に飢えていますし、吸収する能力はあります。要は、教え方が悪いだけです。知識を詰め込もうとした瞬間に子供の知的好奇心は消え、勉強嫌いになります。知的好奇心を高める環境を親がいかにつくるかです。古典なども教えたら、知的好奇心は大幅に向上します。

 私たちが受けてきた過った教育を子供たちに伝えてはいけません。国が潰れます。就職のために大学があるというような考えの親になってはいけません。

 いろはにほへともそうですね。こんなに素晴らしい知的好奇心をくすぐるものをあまり教えていません。今様という形式(七五を四回繰り返す)を守り、その上で、すべての仮名を一度ずつ使うというおよそ奇跡とも呼べるものです。

いとはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず

 明日は、このすばらしき教えを解説します。

子らがもつ 想像以上の 能力を 大人の勝手で 世から追い出す
これはなに なぜにこうなの 子らが問ふ 多くの事を 応える大人に

 「答える」ではありません「応える」です。一緒に調べればいい。

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このページは、宝徳 健が2012年8月 6日 04:37に書いたブログ記事です。

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