無花果

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 昨日、事務所の近くのスーパーに晩御飯を買いに行きました。無花果がならんでいました。無花果ジャムやコンポートを作るのが大好きな私は、「あ~、最近、ラッキョウもつけてないし、梅酒も作ってないし、無花果ジャムも作ってないや~」と思いました。情緒がない生活です。

 ふと、「いちじく」ってなんで「無花果」」と書くのだろうかと思いました。調べました。

 無花果は西アジア原産の果物です。支那に伝わった時、ペルシャ語で「インジークォ」と発音されました。支那人は「映日果」と字をつけまた。

 日本に入ってきて、「イチジク」と転音されました。見たところ、花は咲かないで実だけがなるように見えたので、「無花果」と漢字を当てました。でも、あの実のなかに、実は花がたくさんついているそうな。

 子供の頃、長屋に住んでいました。トイレから見える、裏庭の日の当たらないところに、無花果の木がありました。祖母が作物好きで、庭やら裏庭には、野菜と華果物がたくさんありました。

 子供心に、無花果だけは何故、ジメジメしたところにあるんだというと不思議に思っていました。かわいそうだなあとも思いました。でも、あんなにおいしい実をつけます。子供の頃から大好きです。

 今年は無理だけど、来年また無花果ジャムを作ろうかな。

裏庭に ひとりたたずむ 無花果は 場所かかわらず おいしく実る

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このページは、宝徳 健が2012年9月12日 08:59に書いたブログ記事です。

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