プリンシプル

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 今までも何冊か読んでいますが、この方のことを本格的に研究し始めました。来月号の弊社月刊誌 士魂商才にシリーズ掲載するために。
 その方の名前は「白洲次郎」。

 一見型破りでありながら、イギリスジェントルマンのノーブレス・オブリージュを身に着け、そして、国家を何よりも愛する。何よりも「プリンシプル」がある。

 以前、戦前の日本人と今の日本人の差は「死生観」であると述べました。まだまだありますね。

死生観:どうやって死ぬかを見つめるために、今をどう生きるかが明確になる。
プリンシプル:だからこそ、明確なプリンシプルを保有する
ノーブレスオブリージュ:貴族だけではなく、庶民にもあった生きる責任
アウフヘーベン:川柳や和歌を詠むことができる非まじめさ
慎独:この素晴らしき自律

 なぜ、かつての日本人は、あんなにも美しかったのだろうか。特に女性が美しかった。この国を支えていたのは、背私向公(はいしこうこう:滅私奉公ではない)の女性でした。女性が素晴らしかったから男性は思いっきり動けました。

 なぜ、私たちは、このように醜い国民と醜い国家になってしまったのだろうか。

 さて、白洲次郎(呼び捨てしてすみません)。たった一人の人間が国家を救う。プリンシプルを持っているがゆえに。 一生をかけてこんな人間になれたらいいな。また私淑できる方が増えそうです。

死を見つめ ゆえに今ここ 生を知り プリンシプルを 心に背負う

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このページは、宝徳 健が2012年10月31日 06:48に書いたブログ記事です。

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