日本人に生まれて(十月三十一日の日誌)

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 先ほど、和歌の記事で書きましたが、今日、十一月一日は「古典の日」です。

 千年前に、女性が小説を、それも最大級の質を持ちあれほどの長編小説を書くなどということは、欧州では考えられませんでした。もっとも、まだ、小説なるものが欧州にはありませんでしたが。

 小説だけではなく、世の中の表舞台に、女性が登場するなど、当時の欧州では考えられませんでした。なぜか。
 古事記においては、男女は「肉体的な構造の差だけである」とされています。

 伊邪那岐命(イザナギノミコト)が、伊邪那美命(イザナミノミコト)に、「私の体はあなたと同じだが、ひとつだけ余っているところがある」と言い、伊邪那美命が伊邪那岐命に「私の体もあなたと同じだが、一つだけ足りないところがある」と言って、お互いに、「では、余ってるところと足りないところを補って子作りをしよう」と言います。

 古典というのは、祖先の遺言状です。ギリシャやローマのように滅んでしまった民族の神話では役に立ちませんが・・・。 古事記は、このことで「男女の優劣などはない。男女の差は肉体的な構造の差だけである」としました。だから、日本女性は、日本の社会の根底を支える存在でした。表には男が出ますが、実際に日本の歴史を支えたのは女性でした。日本女性は表には出ませんが、権威がありました。それに誇りを持っていました。だから日本には、則天武后や西大后は存在しません。あれは、女性を性の道具にしていた支那での女性の反発です。

 聖書もそうです。日本では、男と女は神様から平等に創造されました。でも、聖書では、アダムは神によって創造されました。でも、イブはアダムがさびしそうにしていたので、慰めるために、アダムの肋骨から創られました。つまり、女性は神の手によって創造されていない男の慰め者という遺言になっています。

 だから欧州の千年前では、女性が世の中で活躍するなどありえなかったのです。ましてや小説を書くなど。

 それでもまだ、カトリックはマリア様がいます。神と人間との間にいる存在。神を産んだ人間がいることから、カトリックでは女性は尊重されます。プロテスタントは、マリア様の存在を認めていませんから、女性蔑視、男性至上主義となります。だから、女性の反発を招き、ウーマンリブや男女同権運動が起こります。アメリカが世知辛い国になっているのはこのためです。彼らはピューリタンです。中世を経験していません。

 戦後日本は、プロテスタントの国アメリカのくだらない生き方を押し付けられ、それを日本人は受け入れてしまいました。日本には、もともと権利・義務思想などありませんでした。だから男女平等や男女同権など、議論するにも値しません。むしろ、それを議論することは、日本においては、あの素晴らしかった日本女性を蔑視することとなります。あんなに素晴らしかった日本女性を、くだらない価値観へと落とし込めることとなります。

 今日は古典の日です。この素晴らしい日本という国で、日本人に生まれた喜びを、古典を読みながら味わいましょう。

【十月三十一日の食事】

朝ごはん:セブンイレブンの冷凍ピラフ
昼ごはん:お弁当
夜ごはん:あれこれ

【ルーティン】
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼)〇26/31
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇27/31

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇25/31

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)×21/31
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます×17/31
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇31/31
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇31/31
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇25/31  
(187/248 75.4%)

<十月にやること>
 手紙 150通以上 25通  
 読書 15冊以上 17冊 
 新規提案 20社以上  8個 
 新ビジネスモデルづくり10個以上 8個 
 士魂商才十月号:〇 十月二十八日
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
十月七日:〇、十月十七日:〇、十月二十七日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ


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このページは、宝徳 健が2012年11月 1日 00:59に書いたブログ記事です。

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