「中」ということばを正確に使ってほしい(十一月九日の日誌)

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 民主党がやたら「中道」とか「中庸」という言葉を使っています。間違った使い方で。

 総理大臣の野田は、よく支那の古典の言葉を話の中で引用しますが、すべて使い方が間違っています。松下政経塾ではいったい何を勉強しているのでしょうか?

 中道や中庸というのは、何のプリンシプルもなく、ただ単に、みんな仲良くすることではありません。

 「中」には、「中(あた)る」という意味と、化合するという意味があります。

 人間が複数いると、意見の食い違いがあるのは当たり前です。食い違っている意見をとことんぶつけ合って、「ああ、これがポイントなのか」という所をみんなで発見すること(化合すること)で「中てていきます」。これが「中」の意味です。

 「小学」というのは、生きていく上で人間として当たり前のことを学ぶことです。「中庸」とは、社会を形成していく中で、本当の意味での合意形成をしていくこと。そして、小学と中庸で養った玄徳を、明徳に変えていくことが「大学」です。今の日本の教育はこうなっているでしょうか?

 私の息子は、大学を完全に暗唱したので、今、中庸を暗誦しています。親としてこれほどうれしいことはありません。こういう姿勢を持っていたら、彼はどんな場面に出くわしても大丈夫でしょう。

 人間の基礎力とは「読み」「書き」「そろばん」で養われます。これを国家ではなく民間レベルで行っていた、かつての日本が如何に素晴らしかったか。一般庶民が自分たちの力で、支那の古典を読み、それを表現し、数学を世界レベルで学んでいました。

 私たちは、もう一度、あの素晴らしい国家を創造していく責務を持っています。

 国を動かす政治家が、間違った意味で、自分に都合の良いように、素晴らしい言葉を変に使わないためにも。

【十一月六日の食事】

朝ごはん:おにぎり弁当と野菜ジュース
昼ごはん:メンチカツ定食
夜ごはん:十年ぶりぐらいに逢った方とおいしい会食

【ルーティン】 今日からリ・スタートします。
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼)
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)
<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします  
(  /       %)

<十月にやること>
 手紙 150通以上 31通  
 読書 15冊以上 3冊 
 新規提案 20社以上  0個 
 新ビジネスモデルづくり10個以上 0個 
 士魂商才十一月号
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 


【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このページは、宝徳 健が2012年11月10日 06:57に書いたブログ記事です。

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