赤子の心

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 「赤子」という言葉を読むことが出来ますか?「あかご」と読むと赤ちゃんのことです。もうひとつあります。

 孟子の言葉に「大人(たいじん)とは其の赤子の心を失わざる者(ひと)なり」という言葉があります。
 生まれたままの純粋で偽りのない人のことを赤子の心を持った人と言います。

 もうひとつ。「天子を恵み深い親にたとえて、その子の意から」人民、国民、という言葉があります。天子とは、天に代わって私たちを幸せにしてくれる方のことです。

 古代 支那 堯や舜という聖天子、周の文王は、天子と言えるでしょう。でも、その後、人類で天子と呼ぶに値するのは日本の天皇陛下だけです。それが奇跡にように二千六百七十二年間も続いています。
 
 まさに、天子としての生活を営まれ、国民生活の全てに責任を持っていらっしゃる方 天皇陛下。戦後、外国人によって、国民主権という、民主主義などに強制的に移行されてしまった屈辱感も忘れ、私たちは、平気で日本のこの素晴らしい国体を葬り去ってしまいました。

 私など天皇陛下の生活など五分もちません。生身の人間ができる生活ではありません。私を無くし、すべてが国家国民のために生きていらっしゃる。政治に口を出さなくとも、きちんと国民が生活している。これが世界で最も優れた家族主義です。

 現に、古代支那の聖天子 堯や舜などは、「天子のいることさえ国民が忘れていることが理想的な姿である」と言っています。

 みなさん、本当に古事記を読みましょうよ。この天壌無窮の皇運を国家の代表者である天皇陛下と国民が一体となって「観」じ生きていく姿こそが日本の国体です。そうすれば、道州制などという国土を破壊する愚策に目を奪われることもありません。国家の在り方、一人一人が生きていく目的ができます。私たち日本人が何を目的にして生きているか。それは世界で奇跡とも呼べるこの天壌無窮の皇運を扶翼するためです。日本とは、かくも素晴らしい国だったのです。

 こんなことを言うと右翼と思う人がいるかもしれません。でも、百歩譲って右翼がこのような「正しい」ことを考えているのであれば、暴力は用いませんし、街宣車で街を乱すこともありません。

 日本をダメにするのは三つしかありません。右翼と左翼と不勉強な国民です。

※天壌無窮
天地とともに永遠に極まりなく続くさま。「天壌」は天と地。「無窮」は極まりないさま、永遠の意。

※扶翼
助けること

 ですから、天壌無窮の皇運を扶翼するとは、天地共に永遠に極まりなく続く平和をお互い助けながら実現していくということです。教育勅語に、「一旦緩急あれば義勇公に奉じ以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし」とあります。教育勅語があれば教育基本法など要りません。この言葉が日本の教育の目的を示しています。自分を鍛え、みんなで力を合わせて永遠に平和を築いていく。それは大変な難事業なので、ひとりではできないから、家族主義でみんなでやっていこう、という意味です。これが日本と日本人の生きる姿であり、生きる目的です。そして、私たちは、その奇跡的、理想的な社会を作る、天皇陛下の赤子です。

天と地が 人に求める その姿 もういちどみなで 奇跡を起こす

 

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このページは、宝徳 健が2012年11月28日 07:12に書いたブログ記事です。

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