どの本よりわかりやすい源氏物語 超初級篇

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 先日、IKさんが、「この前ブログにあった無量光寺は、うちのお墓の隣にある」とおっしゃっていました。今度連れて行ってくださいね。

 源氏物語をまとめていると頭に入ってきます。これまで何度読んでもまったく頭に入らなかったのに。要約とはこれほど素晴らしいものなのですね。読んで書く! 覚える最高の方法です。

 登場人物を十分の一以下に抑えています。わかりやすくなりますね~。それにしても、千年以上も前に女性がこれほど素晴らしい小説を書いていました。欧米では考えられないことです。
 明石の君に子供が産まれました。女の子です。かつて占い師が、光源氏に「御子が三人生まれて、一人が帝に、一人が太政大臣に、一人が后になる。后になる姫君は身分の低い女君によってもうけられる」と言ったのを思い出しました。

 光源氏は京から乳母を探し、明石に下しました。また五十日のお祝いにもさまざまなものを贈りました。そして、明石の君に、しきりに上京をすすめました。

 藤壺は、太上天皇に相応する地位につかれました。源氏は、意地悪をされた太后にも、怨みを忘れ仕えます。でも、太后(おおきさき)は、失意の中にあり、光源氏の好意を素直に受けることが出来ません。

 今や権大納言の地位についた親友の 頭の中将の娘が入内しました。弘徽殿(こきでん)の女御といいます。上品で優しい人です。

 光源氏を取り巻く状況がどんどん変わるにつれ、光源氏に関わりのある女性たちの環境も変わってきています。明石の君はどうなるのでしょうか? 六条の御息所は? つづく

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このページは、宝徳 健が2012年12月 2日 08:07に書いたブログ記事です。

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