メディアと官僚と政治家に騙されない経済学

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 日本が世界一お金持ちの国であるということがおわかりいただけているでしょうか? では、なぜ、こんなに不況なのか?ですって? デフレギャップがあるからです。日本経済の最大かつほぼ唯一と言っていい課題はデフレギャップの解消です。それを安倍さんが解消する政策を打ち出すと、メディアは一斉に批判します。国民が騙されます。

 週刊誌もおバカですね。日本の国債がデフォルトして紙くずになるですって。大笑いです。バランスシートを知らない人ばかりです。
 もう一度確認します。日本に「国の借金」はほとんどありません。あるのは「政府の借金」です。日本の国債は92%が国内消化です(2012年第一四半期速報)。

 親子でマージャンをしたとします。お父さんが負け子が勝ちました。お父さんが子どもに負けたお金を払うため、お母さんからお金を借りました。それで、「家が潰れる~」ってなりますか??????

 バランスシートでいうと、貸方に政府の借金が1000兆円になると、日本の場合には、借方に国民の資産が1000兆円増えるわけです。つまり会計でいうとストックの話であり、フローの話ではありません。

 今の日本のメディアは真実を追求する姿に欠けています。もし、日本が、かつての素晴らしい家族主義に戻らず、権利・義務が大好きな戦後アメリカに導入されてしまった、国民主権など耳に心地よいだけの民主主義を続けたいなら、三つの最低条件があります。

①国民が正しいことを学ぶ努力をすること
②国民が古事記を読み、日本の正しい歴史を勉強し、しっかりと日本の国体を知ること
③メディアが民主主義を守るため命を懸けて真実を報道する機関に変わること(思い込みとは違う)

 そうすれば政治家は自ずと変わります。企業の現場も変わります。

 出ないのであれば、外国人に押し付けられた国体否定の民主主義などやめないと国家が崩壊します。

 朝日新聞、毎日新聞、共同通信、NHK(特に大越健介)等のマスコミを見てもわかると思います。メディアは「最初に結論ありき」で、自分たちに都合の良いように報道を作りあげます。世論を誘導します。

 「日本の国債がデフォルトする」と結論付けたら、それを言っているエコノミストなどを集めて来るだけです。真実を報道しようとする姿が皆無です。

 日本がギリシャのようになる??? こういうのを日本語で「荒唐無稽」と言います。 

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このページは、宝徳 健が2012年12月 2日 08:23に書いたブログ記事です。

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