どの本よりわかりやすい源氏物語 超初級篇

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。

 光源氏が須磨・明石で傷心の日々を送っていたとき、後ろ盾を失った京の彼女たちの中にも大変困窮した人たちがいました。その一人が末摘花です。でも、光源氏が復活しました。
 これも源氏物語で有名なシーンです。京に戻った光源氏が末摘花の家を訪ねるシーンです。

 光源氏は、末摘花の家を訪ねます。すっかりと蓬生の宿となってしまっています。末摘花が心変わりせず、苦しい生活に耐えて自分を待ち続けていた心根を知った叱る源氏は、末摘花を哀れに思います。あれはた屋敷を手入れし、十分な暮らし向きの世話をしました。

 人間とはげんきんなものです。そうすると離れて行った者たちが戻ってきました。末摘花を侍女にしようとした叔母も悔い改めます。

 さて蓬生(よもぎう)はこれでおしまいです。

 みなさん、空蝉(うつせみ)を覚えていますか?

 光源氏が空蝉に送った歌です。

空蝉の 身をかへてける 木(こ)のもとに なほ人がらの なつかしきかな

 空蝉の返歌です。

空蝉の 羽(は)におく露の 木(こ)がくれて しのびしのびに ぬるる袖かな

私のへたくそな歌です(笑)。

薄衣が 抜け殻のよう 空蝉は 源氏の愛を するりと抜ける


 その空蝉が京に戻ってきました。     つづく。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4188

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年12月 6日 23:37に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「父の退院(十二月六日の日誌)」です。

次のブログ記事は「メディアと官僚と政治家に騙されない経済学」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。