どの本よりわかりやすい源氏物語 超初級篇

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 嫡男 夕霧の処遇を厳しいものにした光源氏です。周囲からは光源氏に対して批判が起きます。
 夕霧も、一時は、父親である光源氏を恨みましたが、その後はよく真理を理解し、よく光源氏の期待に応えました。

 さて、宮中で中宮争いが起きます。中宮の地位をめぐって、大納言の娘vs六条の御息所の娘 梅壺(光源氏がバック)、もうひとりやんごとなき地位の娘です。

 結局は、梅壺が中宮になりました。

 その慶事によって、光源氏は太政大臣に、大納言は内大臣に昇進しました。

 中宮争いに敗れた内大臣はひどく残念がり、せめて末娘を東宮の后にと、ひそかに運動をします。

 ところが、末娘は、早くから、葵の母(夕霧の祖母)に預けていたのです。つまり、末娘と夕霧は早くから一つ屋根の下で暮らしていたのでした。二人も年頃。仲良くなるのに時間はかかりません。つづく

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このページは、宝徳 健が2013年1月13日 10:11に書いたブログ記事です。

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