メディアと官僚と政治家に騙されない経済学

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「コンサルティング」に格納されています。

 「今」を語るとき、相対性と絶対性が必要となります。あの愚劣な民主党政権発足時円は、1ドル103円でした。
 みなさん、103円を選んで投票しました。今は、ひどかったとき70円台だった円が80円台後半に戻っただけです。つまり、円安円安と騒いでいますが、相対的にはまだ円高です。円の絶対的水準はまだ高いのです。

 それにアメリカ大統領二期目は、必ずドル高(円安)誘導をします。円安になるのは必然です。

 また、東北地方太平洋沖地震などマイナス要因があったため、現在の経済はちょっと違っていますが、円高時に日本が不況になった経験はありません。大手輸出企業が不利になるため、マスコミが騒ぐだけです。輸入品が安くなるため日本経済は常に潤ってきました。

 つまり、今まだ「相対的に安くなったけれど、まだ絶対的には高い円」をどう活用するかという経済政策が語られる時なのです。なのに、マスコミは、叩き始めました。 マスコミは少し前、世界でこの二十年間GDPが上昇していないのは日本だけだと、叩いていませんでしたっけ?

 何を言っているんだか。

 さて、南朝鮮のウォン安は南朝鮮国民にとってまた、南朝鮮内国経済にとって、まったく機能していないと、過去このブログで申し上げてきました。

 サムスンが持て囃され、一部メディアはサムスン礼賛の本まで出しています。でも、南朝鮮の二十台失業率は21.2%です(2012年10月)。

 南朝鮮は、この内外バランスを整理しないまま、ウォン高局面を迎え始めました。国内産業が寡占状態にあり、国内価格及び賃金が硬直のまま、輸出産業が打撃を受けます。株主であるアングロサクソンはそんな中でも、配当要求の手は緩めません。

 あの国はいったいどうなるのだろうか? またぞろ、ありもしない歴史問題を振りかざし、日本に金を無心に来るしか方法がありません。 日本国民みんなでしっかりと見張りましょう。もう、南朝鮮には、戦後十数兆円のお金をむしり取られています。日本国内で在日に渡した試算も含めると二十兆円を超えるかもしれません。 これ以上、渡す必要はない。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4295

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2013年1月13日 10:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「どの本よりわかりやすい源氏物語 超初級篇」です。

次のブログ記事は「興福寺 その3」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。