科挙と重なるセンター試験(一月十七日の日誌)

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 私は子供のことにほとんど干渉しない父親なのですが、一昨年の今頃の、受験の時はやはり気になりました。それと同時に「センター試験なんていうものが必要なのだろうか」と強く感じました。
 明治時代になって、高等文官試験(現在の国家公務員上級職試験)ができました。日本はそれまで、支那の悪い所を絶対に取り入れませんでした。宦官、纏足、外戚、科挙・・・・。
 
 明治維新は下級武士の反乱だったので、政治に自信がない人たちがこの科挙を高等文官試験として導入してしまったのです。ここから日本の官僚制度がおかしくなりました、

 「入る時の勉強さえできれば、あとは黙っていても出世出来る」試験です。上位で合格すれば、その人が役人になってどんなくだらない仕事をしても、出世できます。現皇太子妃の父 小和田氏などその典型です。仕事の価値をまったく無視しています。

 それでも、明治時代はまだ日本人が古典を読んでいました。ですから、日清・日露という国難を乗り切ることができました。日露戦争が終わって、戦争がない時代に入りました。軍隊には海軍兵学校、陸軍士官学校というエリートコースがありました。東大合格より難しいと言われていました。海軍兵学校、陸軍士官学校を卒業し軍隊に入って、優秀な人間は海軍大学、陸軍大学に進みます。ここまで来るにはかなり成績が良くないとだめです。しかし、成績が良いと、後は黙っていても階級が上がっていきます。戦争の経験がなく、知識だけ優秀な人間が軍隊で偉くなるのです。

 海軍は、大東亜戦争で致命的なミスを犯しました。あの戦争は、勝てないまでも引き分けに持ち込むことが出来ました。明治の人たちならできたでしょう。

 科挙的な試験はだめなのです。だから明治の前の日本は導入しませんでした。皇室の知恵です。
センター試験も同じことです。受験戦争は別にいいのですが、知識偏重の教育で偏差値が高い連中が官僚になるので、こんなくだらない制度を作ってしまいます。

 センター試験の理念と目的がまったくわかりません。

 お受験馬鹿な親と子を作ってもこの国は良くなりません。だから大学を就職予備校と考える親と子が出来てしまいます。日本は昔の教育制度の戻した方がいい。

【昨日の食事】 
朝ごはん:焼きそばパンと野菜ジュース
昼ごはん:焼きそば
夜ごはん:ご飯、コロッケ、サラダ、漬物、サバの味噌煮

【平成二十五年個人方針】

1.テーマ
 陰を積む
  クライアントと仲間を陽に引き上げるために自らが陰を積む(易経の坤為地(こんいち)の心を知る)
(理由)
  自分の性格と行動は明らかに陽である。しかしながら、これまでの人生を検証すると、陽のみ、つまり易経の乾為天(けいいてん)の時は、必ず亢龍の時期を迎 えている。一方、陰陽うまく重ねあわされた時には、必ず人生における充実した期間を過ごしている。わが社の理念である「武士道」を実践・実現するために も、天命を果たすためにも、クライアントおよび仲間を陽に引き上げるためにも「陰」を徹底的に身に着けることが大切と判断した。本年は、陰の修業を行う。

2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間定性目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)

3.行動目標
実行するための必須テーマ 夜2時の就寝または朝4時(遅くても)の起床
  目標達成のために絶対に必要な「自分を見つめなおす時間」「クライアント・仲間のことを考える時間」「ルーティン実行の時間」を創造するために、翌朝の業 務開始が早いときは夜2時までこれらを実行し、翌朝の業務開始が通常以降の時は朝4時に起きる。そのために酒量を昨年の3分の1にする。
 
4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
①借入金の半分返済
②平成二十五年三月三十一日時点の未決事項「0」(三日前までに業務準備終了)
③ビジネスモデル50個以上作成  5個
④新規提案100個以上 4個
⑤売上目標(割愛) 詳細事業計画は1月末までに作成
⑥出版2冊

<個人定量目標:年間>

①3600回の感謝の気持ちを具現化する(手紙を3600通:士魂商才・年賀状を含む) 59通/3541通
②200冊以上の読書 11冊/189冊
③ブログ730通以上 52通/679通
④体重10キログラム減  83.5㎏(これがスタート)→82.5㎏
⑤寺子屋12回以上 1回
⑥和歌365首以上  23首/342首
⑦士魂商才12冊 0冊

<個人定性目標>
①大学・終戦の詔勅の完全暗唱
②易経六十四掛の内容理解
③一カ月に3日の休日

(2)週間目標
①先週検証・次週計画:1月3日〇、1月13日:〇、1月16日:〇
②息子に手紙を書く:1月3日〇、1月9日:〇、1月17日:〇
③先週業務(とくにクライアント)の検証と方針立案:1月13日:〇、1月17日:〇

(3)日間目標(ルーティン)
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼)〇 15/15
②私は毎朝、三つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇 15/15
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇 15/15
④私は毎朝、三つの連携先について5分ずつ深く思考します 〇 15/15
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します 〇 15/15
⑥私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない) 〇 13/15
⑦私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます 〇 15/15
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます 〇 15/15
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます 〇 15/15
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします 〇 15/15
(138/140 98.6%)

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

<読んだ本>
コレキヨの恋文、超訳・易経、プリンシプル、月刊致知二月号、白洲次郎 占領を背負った男、歴史街道2月号、精神論抜きの電力入門、知の愉しみ 知の力、歴史に学ぶリーダーシップ、親子のための仏教入門、孤愁(サウダーデ)


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このページは、宝徳 健が2013年1月18日 02:49に書いたブログ記事です。

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