再 支那紀行

| コメント(2) | トラックバック(0)
 このブログの過去記事が検索できない方のために、過去記事を再掲しています。ご要望が高かった「支那紀行」です。2011年11月24日掲載分です。
 長沙の続きです。
 この支那旅行のずっと後、社会人になってから台湾に行ったことがあります。間違えないようにしてください。あそこは中華民国ではありません。台湾です。 かつて支那は、日清戦争で日本に敗れたときに、やっかいものの台湾を日本に押し付けました。押し付けてせいせいしたのでしょうね。

 日本 は台湾をすばらしく統治し、野蛮社会を文明国家に変えました。戦後、日本を戦争に引きずり込んだ、悪党の一人、蒋介石が、台湾に乗り込み、台湾人を弾圧し ました。台湾人は日本人が去って、支那人が来たときに「犬が去って、ブタが来た」と言いました。支那人と台湾人を一緒に考えている日本人がほとんどです。 びっくりさせられます。

 その話はいずれ書くとして、台湾に行ったときに、素敵な方々とたくさん知り合いました。酒もうんと飲まされまし た。そのとき、台湾の方々が、「宝徳さん、日本の人はすぐに、『中華料理が食べたい』と言いますが、これには困ってしまいます。北京料理とか四川料理とか 広東料理とかちゃんと言っていただかないと、お連れすることができないのです」と、こちらが驚くほど流暢な日本語で話をされます。「あのー」「だからー」 「でもー」と語尾を上げるあのみっともない若者言葉なんて比べようもないきれいな日本語です。

 そのときに、支那料理で一番おいしいのは湖南料理(昔は、湖にサンズイがなかったような・・・)だと教えてくださいました。洞庭湖の近辺の料理です。長沙もそこに入ります。乞食鶏なんて最高ですね。

 京橋に「雪園(せつえん)」という湖南料理の店があります。日本にはここしかないのでは。少なくとも私は、ここしか知りません。すばらしい料理を出します。あ~、行きてー、雪園で、湖南料理食いてー。ここの自家製ハムの蜂蜜漬と竹筒のスープは絶品なんだよなあ。

雪園 〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-3
setsuen.png
自家製ハムの蜂蜜づけ
setsuen2.jpg

setsuen3.jpg
    竹筒のスープ

  長沙に行ったときのことです。二人ともちょっとお疲れ気味だったので、ポリシーに反しますが、ホテルで食事(昼食だったと記憶)をすることにしました。ホ テルのレストランに入りました。支那人スタッフは変な顔をします。私たち以外に客は誰もいません。それもそのはず、外国人専用ホテルで、予約もなしに入っ てくるのですから。予約があるとき以外は、通常、客は誰もいないはずです。

 いつものごとく「ウォージャオ リーベンレン:私たちは日本人だ」から始まります。さて、そのレストランで、これまた当時の支那を味わいました。つづく。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4424

コメント(2)

士魂商才いつもありがとうございます、感謝合掌
「易経」 ひよこの時に皆さんで輪読しましたが、なかなか理解できません、すごいですよね!時代変われど考え方や基本は ぶれることなくずーと続きます。ホント、昔の人は凄いですよね!!
たまに、本を引っ張り出して観ないといけないですね(笑)

和性先生 コメント感謝します。ひよこクラブは懐かしいですね。今、寺子屋として発展していますよ。易経はぜひ、読み返してください。士魂商才もいつもお読みいただいて感謝します。3月は絶対に食事に行きましょう。

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2013年2月27日 03:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「十有三春秋(二月二十六日の日誌)」です。

次のブログ記事は「吉野の盟約 3」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。