再 未来日本昔話

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 2009年12月31日掲載分です。
 みなさん、今年一年大変お世話になりました。今年をよく検証し、来年は大きく飛躍する年にします。ポイントは一つだけです。自分自身がいかに自己都合を出さないか。慎独ができるか。事上磨練ができるかどうかです。人ではない。自分です。365日やり続けます。

  さて、私たち国民の不勉強によって、日本は、20××年に潰れてしまっているという前提で「未来日本昔話」を連載しています。とにかく、正しい歴史を学び ましょう。まずは、私たちが学校教育で習った歴史、特に現代史は、ほとんど嘘です。また、どなたかから「過激な発言」というお言葉をいただきそうですが、 昨日も言いました。嘘の歴史を表現する方が、私からしてみたら、よほど「過激な発言」です。

 自分達が学んだものを捨てるというのは、本当に勇気がいることですが、そうしないと、この未来日本昔話がほんとうの話になってしまう可能性が大です。だって、中国は、それを望んで日本がこうなるように仕掛けているのですから。

 では、おばあちゃんとまさる君の会話です。時は、西暦2100年です。


「おばあちゃん、昨日の天皇陛下の政治利用の件だけど、小沢と鳩山がかなり正当性を主張したみたいだね」
「そ うだね。昨日言った、天安門事件のときの天皇訪中の件だけどね。中国の元副首相 銭其元という人がね、自分の回顧録『外交十年』で、外相時代の1992年 について、天安門事件で西側から受けた制裁を打破する狙いがあったと明らかにし『日本は中国に制裁を科した西側の連合戦線の中で弱い部分』で、『天皇訪中 が実現すれば、西側各国が中国との高いレベルの相互訪問を中止した状況を打破できる』のみならず『日本の民衆に日中善隣友好政策をもっと支持させられるよ うになる』とはっきり書いているの」

「じゃあ、やっぱり、小沢と鳩山のときも政治利用だったんだね。でも、なんか、昔の日本って中国に幻想をいだいていない?」
「そ うなの。中国から昔の日本に帰化した金美齢さんって言う人は『日本人は救いようがないくらい中国人に甘い幻想を抱いている』って言ったの。その通りで、中 国は、うまく日本を活用して、日本の国の世論をマスコミや政治家を使って、中国によいようにもっていき、そして、結局は日本を弱体化することに成功した の」
「日本人って情けないね」
「戦前の日本人は違ったんだけどね。これも誤った歴史教育の結果だよ。教育っていうのはこわいね。それに、 かつての中国に李鵬という首相がいたの。その人が、オーストラリアを訪問した際に、当事のオーストラリアのキーティング首相に『日本はあと三十年もすれば つぶれてなくなっている』って言ったの」
「そのとおりになったじゃん」

「そうよね。だって、国家観がなくて、他国のいう通りになって、自分の国が悪いといえば正しいみたいな風潮がある国が、つぶれないでいられると思うかい? でもね、すべて国民が悪いんだよ。ちゃんと勉強しないから」
「『一身独立して一国独立す』じゃなかったんだね。でも、もう一度、日本をつくれるよね?」
「創れるとも、あなたのような国を真に支えていく日本人が出てくれば。日本はね、素晴らしい国なんだよ。恥ずかしい国ではなく、それどころか、世界に誇る歴史と文化を持った国なんだよ。こんな国が潰れたままというのは、日本人だけでなく、世界の損失なんだよ。」

「うん、おばあちゃん。今は、表面的にこのことはいえないけど、同志はきっといるはずだから、僕はその同志たちと日本をつくっていく」
「ま さる、がんばってね。でもね、気をつけなさい。左翼はそういう集まりを切り崩すのはうまいから。それと、『悪党』って言う言葉はあっても『善党』とは言わ ないだろう。左翼みたいな悪い連中はすぐに徒党が組めるけど、保守は、自らを律した生き方をする必要があるから、そういう苦しい生活をしている人たちの仲 間は、すぐには集まろうとしないからね。当時の鳩山のパンとサーカス政策で、自分自ら人生を得ようとした人間がすくなくなった影響がまだ残っているから ね」

「うん。そういうことも含めて勉強していく」
「まさるや、今日は、おばあちゃんちで、晩御飯を食べておゆき。おかあさんには、おばあちゃんから電話をしておいてあげるよ。ご飯を食べたら、また地下の書庫からおじいちゃんの本を借りていくがいいよ」
「わーい。晩御飯なに?」
「お寿司でもとってあげようかね」
「やった~」

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このページは、宝徳 健が2013年4月27日 09:37に書いたブログ記事です。

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