家族を壊す憲法第二十四条(皇紀二千六百七十三年七月十五日の日誌)

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 「今の憲法が良い」と思っている人は、我が國のことを何も知らない人です。理念や歴史を学ばずに大学を卒業しても、そんなもの何の役にも立ちません。家族による教育、國による教育が荒廃したためこうなってしまいました。民主主義が良いと思っている人、あの戦争は負けて良かったと思っている人・・・。信じられません。言論の自由を叫ぶなら、きちんと勉強してからにしてほしい。学ばない人に言論の自由も國民主権もありません。そんなことをしたら國が壊れてしまいます。

 憲法第二十四条もそうです。これが家族制度を崩壊に導いています。

第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


 だいたい我が國に、男女差別などなかった。女性の地位が非常に高い國でした。一見、低く見えるのは、女性が「陰」の役割を果たしていたからです。しかし、権威たるや男性をはるかにしのいでいました。

 詳しく見ていきましょう。この条文は、GHQの通訳をしていた女が作成しました。馬鹿にされていませんか?通訳の女が一國の憲法に口を出すのですよ。

 占領軍(進駐軍ではない)は、我が國が二度とアメリカの脅威にならないように、戦争犯罪プログラム(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって過去の我が國はすべてだめだという情報戦略を國民にぶつけました。それが今、見事に花開き、我が國は、我が國史上最悪の状態となりました。悲しいことに、自分たちが我が國史上最悪の國民だという自覚がありません。

 占領軍がやりたかったのは、人間社会で最も優れ、我が國でしかなしえなかった、我が國伝統の家族制度の破壊でした。その最たるものが憲法第二十四条です。

 夫婦で同権となると家庭内に相譲らない二人の権力者ができてしまいます。家族制度では権力と権威がバランスしていました。そして、権力は権威にかないませんでした。また、こういう状態では、家庭内不和が起きやすくなり、家庭内の調和が乱れると核家族化し、子は親の面倒を見なくなります。我が國でもっとも美しかった「互譲互助(分け合ってあまらせる)」精神が崩壊しました。

 本当にかつての我が國の女性の地位は低かったのか。不勉強な人ほどメディアに乗せられてこういうことを言います。そして、家族崩壊の当事者になります(自分では気づいていない)。「武士の娘」という本があります。そこにはこう書かれています。

「夫は家族の頭であり、妻は家の主婦として、自ら判断して一家の支出を司っていました」「夫は自分でお金の要るときには、妻からもらい、夫に、地位相応の支給ができるのを妻は誇りとしていました。夫が外に出て、どれほどのものが必要であるかを知ることも、妻の教養の一部なのであります。時に、夫が肩をすくめて『それじゃあ、都合が悪い』ということはありましても、家族全体とその地位とが夫の誇りであるからには、全体を傷つけては、夫自身の損失になるわけでありますから、先ず必要なものは、一家を支えていくための入費です」

 妻は強い権限を持っていました。我が國の家族では、権力と権威そして権限の分散により調和がとられていたのです。占領軍はこれを壊したかった。

 また、我が国の家族制度は、労働組合の階級闘争を國内に根付かせるのにとても都合が悪かったのです。労働者は失業しても家族が暖かく迎えてくれるので、労働運動に発展しにくいからです。

 相続税法もそうです。これも家族制度崩壊の要因となっています。昔の家督制度は長男だけが良い思いをしたと思われていますが、とんでもありません。その責任の重さと言ったら、今の私たちの世帯主など想像もできない位のものでした。

 ジェンダーフリー、男女共同参画、夫婦別姓制度・・・。なぜ、我が國を退化させなければならないか。君民一体となって「誰が正しいかではなく、何が正しいか」を追求し、人間社会の理想である家族主義を、世界で唯一実現した世界最古の國 日本。それがなぜ、レベルの低い方に向下しなければならないか。國民が今、一番気づく必要があるのは、このことです。

 「何を言っているんだろう」という人が多いと思います。自分をおかしいと思う努力をしてください。不勉強と言う自覚を持ってください。

 かつてこのブログで「大東亜戦争は侵略戦争ではなかった」「支那や朝鮮やアメリカの実態」を書いたとき、多くの読者が「おかしいのではないか」と思いましたよね? 数年たって、いろいろなことが明らかになって、どうでしたか?本当だったでしょう?

 「誰が正しいかではなく、何が正しいか」を追求していく力を持ちましょう。あの醜い憲法を変える理由は第9条だけではありません。


【昨日の食事】 
 朝ごはん:サンドイッチと野菜ジュース
 昼ごはん:そうめんと鮭の焼いたの
 夜ごはん:冷凍のオムライス

 【平成二十五年個人方針】
 1.テーマ  陰を積む
  クライアントと仲間を陽に引き上げるために自らが陰を積む(易経の坤為地(こんいち)の心を知る)

 (理由)   自分の性格と行動は明らかに陽である。しかしながら、これまでの人生を検証すると、陽のみ、つまり易経の乾為天(けいいてん)の時は、必ず亢龍の時期を迎 えている。一方、陰陽うまく重ねあわされた時には、必ず人生における充実した期間を過ごしている。わが社の理念である「武士道」を実践・実現するために も、天命を果たすためにも、クライアントおよび仲間を陽に引き上げるためにも「陰」を徹底的に身に着けることが大切と判断した。本年は、陰の修業を行う。

2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間定性目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)

 3.行動目標
  実行するための必須テーマ 夜2時の就寝または朝4時(遅くても)の起床
  目標達成のために絶対に必要な「自分を見つめなおす時間」「クライアント・仲間のことを考える時間」「ルーティン実行の時間」を創造するために、翌朝の業 務開始が早いときは夜2時までこれらを実行し、翌朝の業務開始が通常以降の時は朝4時に起きる。そのために酒量を昨年の3分の1にする。

 4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
①借入金の半分返済
②平成二十五年三月三十一日時点の未決事項「0」(三日前までに業務準備終了)
③ビジネスモデル50個以上作成  26個 残り24個
④新規提案100個以上 38個 残り62個
⑤売上目標(割愛) 詳細事業計画は1月末までに作成  3月末に作りました
⑥出版2冊

<個人定量目標:年間>
 ①3600回の感謝の気持ちを具現化する(手紙を3600通:士魂商才・年賀状を含む)642通/2951通
②200冊以上の読書 112冊/88冊 読んだ本は下で紹介しています。
③ブログ730通以上 499通/219通
④体重10キログラム減  83.5㎏(これがスタート)→80.0㎏
⑤寺子屋12回以上 6回
⑥和歌365首以上  220首/145首
⑦士魂商才12冊 6冊

<個人定性目標>
①大学・終戦の詔勅の完全暗唱
②易経六十四掛の内容理解
③一カ月に3日の休日

(2)週間目標
 ①先週検証・次週計画:
②息子に手紙を書く:
 ③先週業務(とくにクライアント)の検証と方針立案:

(3)日間目標(ルーティン) 出張が長くなっても数えるようにします(今後)
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼)
②私は毎朝、三つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は大学と終戦の詔書を完璧に覚える) 
④私は毎朝、三つの連携先について5分ずつ深く思考します 
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します 
⑥私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない) 
⑦私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます 
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます 
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします

【行動規範:八戒】
 いつも最悪の事態を想定せよ そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな 人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

<読んだ本>
 コ レキヨの恋文、超訳・易経、プリンシプル、月刊致知二月号、白洲次郎 占領を背負った男、歴史街道2月号、精神論抜きの電力入門、知の愉しみ 知の力、歴 史に学ぶリーダーシップ、親子のための仏教入門、孤愁(サウダーデ)、絢爛たる悪玉、南洲翁遺訓を読む わが西郷隆盛論、ひととき2月号、三国志 人間通 になるための極意書に学ぶ、四書五経入門、WEDGE3月号、WILL3月号、WILL2010年10月号、子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史、東京裁判 を裁判する、昭和史、ジョージ・ブッシュが日本を救った、偉人リンカーンは奴隷好き、オバマ大統領は黒人か、サダム・フセインは偉かった、孫子 勝つため に何をすべきか、十八史略 上 安岡正篤、月間致知三月号、一個人 仏教美術入門、サライ二月号 必見の美術展全ガイド、易と人生哲学、歴史通3月号、取 り戻せ、日本を。、皇室入門、できる人の生き方に学ぶ ヒルティ、ひととき三月号、一個人 イタリア・ルネサンス絵画入門、この世に恋して、新しい国へ、 WiLL4月号、十八史略 下、日本興国論、新天皇論、経済の自虐主義を排す、月間致知四月号、愛と死をみつて、いのちの日記、ひらめき脳、読む年表、 WILL5月号、ひととき4月号、近代日本は日本がつくった、生命ある日に、正論5月号、統計学が最高の学問である、正論1月号、日本よカダフィ大佐に習 え、ジョージ・ブッシュが日本を救た男、昭和の三傑、幹部の器量 宋名臣言工録に学ぶ、私訳歎異抄、正論六月 号、致知六月号、ゲシュタルト療法、密教入門、法華経入門、中国・韓国に二度と謝らないための近現代史、この世の偽善、ひととき六月号、ウェッジ六月号、 父母恩思経、WILL六月号、子どもの心に光を灯す、ひととき六月号、ウエッジ六月号、致知七月号、正論七月号、日本二千六百年史、歴史通七月号、五輪 書、心がスーッとなるブッダの言葉、苅萱堂、サンデルよ正義を教えよう。WILL八月号、デフレの正体、ひととき七月号、居酒屋コンフィデンシャル、歎異抄、実語教 、致知八月号、「 「アベノミクス亡国論」のウソ 投資シミュレーションで読み解く「復活」の根拠」、反・自由貿易論、病院の事業継続計画、手足のないチアリーダー

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このページは、宝徳 健が2013年7月16日 06:32に書いたブログ記事です。

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