学を為す

| コメント(0) | トラックバック(0)
 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

 「学を為す。故に書を読む」
 「我々が学問をするのは、自己修養・吾づくりの為であり、そのために本を読むのであった、本を読んで知識を増やすことではない」

 安岡正篤先生の言葉もあります。
 「学は己の為になす。己を修むるは安心立命を旨とす。志は経世在民に存す。志を遂ぐるは学による。学によって徳を成し材を達す。成徳達材を立命とす」

 心が閉まりますね。

 北九州に伝説の美容室バグジーがあります。オーナーの久保さんは「本を読む人間は自分の小ささがわかり、本を読まない人間は人を馬鹿にする」とおっしゃっています。

 とにかく自分を鍛えたい。私は本当に弱い人間です。だから、いつも自分を鍛えておかないとすぐにさぼります。書を読むことはその最適な修行です。これ以外の目的で書を読むことは自分も他人も冒瀆することになります。

書を愛し 書により己が 鍛えられ 書と戯れて 書と添い寝する

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4787

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2013年7月16日 06:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「太宰治2」です。

次のブログ記事は「家族を壊す憲法第二十四条(皇紀二千六百七十三年七月十五日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。