佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「吾人(ごじん)は須(すべから)らく自ら重んじることを知るべし。我が性は天爵なり。最も当(まさ)に自重すべし。我が身は父母の遺体なり。重んぜざる可(べ)からず。威儀は、人の観望する所。言語は人の信を取る所なり。亦自重せざるを得んや」
「吾人(ごじん)は須(すべから)らく自ら重んじることを知るべし。我が性は天爵なり。最も当(まさ)に自重すべし。我が身は父母の遺体なり。重んぜざる可(べ)からず。威儀は、人の観望する所。言語は人の信を取る所なり。亦自重せざるを得んや」
「我々はぜひとも自分の心身を大切にすることを知るべきである。わが本性は天から授けられたものであるから、最も大切にしなければならない。わが身は父母の遺されたものであるから、重んじなければならない。自分の立ち振る舞いは、人の見るところであり、口に出す言葉は人が信頼をおくところのものである。共に自ら気をつけて大切にしないわけにはいかない」
「自重」とは、こういう意味だったのですね。朝から身が引き締まります。
「自重」とは、こういう意味だったのですね。朝から身が引き締まります。
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