歴史的假名遣ひと正しい漢字

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 今日(けふ)の漢字は、「驛」です。
 今の間違った漢字で云ふと「駅」です。

 「睪」は、二つの意味があります。ひとつは、獣の屍體が風雨にさらされて分解する状態となつてゐる形です。もうひとつは、「長く續く」です。まあなんとなく、両社の関係はわかりますね。

 驛は、後者の意味と馬に乗り継ぐという意味が重なったものです。だから、今の「駅」では説明できないですよね。

 もし、小学校低学年のお子様がいらつしゃるならやつてみてください。このシリーズで書いているやうに、子供に漢字を教えると、びつくりするぐらい吸収していきます。興味を以て自分からどんどん漢字を覚えていきます。漢字は表意文字です。

 では、歴史的假名遣ひです。

「キュウ、シュウ、チュウ、キョウ、ショウ、チョウ」などの拗音(ようおん)は、「や、ゆ、よ」が間に入らない二文字の表記になります。

きゅうり→きうり
きょう→けふ
でしょう→でせう
ましょう→ませう

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このページは、宝徳 健が2014年3月23日 08:33に書いたブログ記事です。

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