十三參り

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 今は、七十二候 十三候 清明 初候 「玄鳥至(つがめきたる)」です。

 七五三のように誰でもといふものではありませんが、十三參り、といふ行事があります。
 旧暦參月十參日の虚空菩薩に智慧を授かりに行く行事です。空海が行つて飛躍的に智慧が延びたといふ逸話があります。京都嵯峨が有名です。数え年で十三歳のお祝いです。
 
 お參りのときに、半紙に自分の大切な一文字を書いて供へ、祈祷してお守りをもらひます。でも、歸るときに絶対に後ろを振り向いてはいけないといふ約束があります。振り向くとせっかく授けられた智慧が逃げると云はれています。

 こんな逸話は多いですね。旧約聖書のソドムとゴモラのところにも出てきます。壹人だけ振り向いた妻のみが塩の石になつてしまひました。

 子供が十三歳の時にやつてあげたかつたな。

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このページは、宝徳 健が2014年4月 8日 08:29に書いたブログ記事です。

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