蛙始鳴

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 今日から、七十二候 十九候 立夏 初候 「蛙始鳴」です。「かえるはじめてなく」と讀みます。

 早いですね。もう立夏です。

 そして、今日は五節句のひとつ端午の節句です。

人日の節句(じんじつ):一月七日 七草の節句です。七草粥を食べます。
上巳の節句(じょうし):參月參日 ひな祭りです。
端午の節句(たんご):菖蒲の節句 子供の日です。
七夕の節句(しちせき):七夕です。
重陽の節句(ちょうよう):菊の節句 九は陽で一番大きな数字です。その陽が重なるので重陽です。

春過ぎて 夏來にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香久山

 持統天皇の歌です。


 「木の葉採り月」。陰暦四月の異名です。蚕に桑の葉を食べさせるため、桑の葉を集めることから來た言葉です。皇后陛下は今でも宮中で蚕の傳統を守られてゐます。

 それと、柏餅。今日、召し上がる方も多いのでは? 柏の葉は、新芽が育つてこないと古い葉が落ちないことから、子孫が絶えない縁起の良い植物とされてゐます。

 いろいろなことが動き出すのが立夏なのですね。

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このページは、宝徳 健が2014年5月 5日 06:54に書いたブログ記事です。

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