過失を責むる

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人の過失を責むるには、十分を要せず。宜しく二三分を餘し、渠(か)れをして自棄に甘んぜず、以て自ら新たにせんことを覔(もと)め使(し)べくして可なり」
「人の過失を責めるときには、徹底的に責めるのはよくない。二、三分は残しておいて、その人が投げやりにならず、自分で攻めたち、直るやうに仕向けてやるのがよい」

 私は、自分自身に甘いので、あまり人を責めることができません。

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このページは、宝徳 健が2014年5月 5日 07:35に書いたブログ記事です。

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