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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「悔(かい)の字は、是れ善悪街頭の文字なり。君子は悔いて以て善に遷り、小人は悔いて以て惡を逐(お)う。故に宜しく立志を以て之を率いるべし。復(ま)た因循の幣無からんのみ」
「悔といふ字は、善と惡の分岐點となる文字である。立派な人物は悔いて善の方向へと進んでゆくが、つならない人物は悔いてやけになり、かえつて惡を追うやうになる。だから、是非とも志を立て、この悔の字を從へて、ぐずぐず惡習を續けることから抜け出さなければならない」

 いい言葉ですね~。

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このページは、宝徳 健が2014年6月14日 07:17に書いたブログ記事です。

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