百人一首 八十二

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思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり

 道因法師の歌です。俗名は藤原敦頼です。
 とても歌の勉強に熱心な人で、八十歳を過ぎても、まだ歌會に出てゐます。

 これは、戀の歌です。

「つれない人を慕い惱んで、それでもやつと命だけはつないでゐるのに、そのつらさに耐えきれないで、涙があるれるなあ」

 何歳の時に詠んだんでせう(笑)。

 老いらくの恋だったのかも・・・。

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このページは、宝徳 健が2014年7月20日 08:27に書いたブログ記事です。

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