ルーズベルトへの手紙(皇紀弐千六百七十四年十月十に日の日誌)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 戰時中あまりの極惡非道のアメリカに対して、硫黄島から市丸少将が出した手紙があります。

 我が國では、軍人といふのは惡の代表と思はれてゐますが、軍人の方が民間人より見識が高いのです。素晴らしい文章です。

日本海軍市丸海軍少将、書を「フランクリン・ルーズベルト」君に致す。
我、今、我が戦いを終わるに当り、一言貴下に告ぐるところあらんとす。

日本が「ペルリー」提督の下田入港を機とし、広く世界と国交を結ぶに至りしより約百年。この間、日本は国歩艱難(こくほかんなん 《注》国 の歩みが困難で苦労すること)を極め、自ら慾せざるに拘(かかわ)らず、日清、日露、第一次欧州大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸貴国と干戈(かん か)を交ふるに至れり。(《注》戦う事)
これを以って日本を目するに、或(あるい)は好戦国民を以ってし、或は黄禍を以って讒誣し(ざんぶ 《注》中傷すること)、或は以て軍閥の専断となす。思はざるの甚(はなはだ)きものと言はざるべからず。(《注》考えが足りないこと)

貴下は真珠湾の不意打ちを以って、対日戦争唯一宣伝資料となすといえども、日本をしてその自滅より免(まぬが)るるため、この挙に出づる外なき窮境(きゅうきょう 《注》窮地のこと)に迄追い詰めたる諸種の情勢は、貴下の最もよく熟知しある所と思考す。

畏 くも日本天皇は、皇祖皇宗建国の大詔に明(あきらか)なる如く、養正(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三綱(さんこう 《注》人道の大本となる道) とする、八紘一宇の文字により表現せらるる皇謨(こうぼ 《注》天子の計画)に基き、地球上のあらゆる人類はその分に従い、その郷土において、その生を享 有せしめ、以って恒久的世界平和の確立を唯一念願とせらるるに外ならず。これ、かつては

  四方の海 皆はらからと思ふ世に 
         など波風の立ちさわぐらむ

なる明治天皇の御製(日露戦争中御製)は、貴下の叔父「テオドル・ルーズベルト」閣下の感嘆を惹きたる所にして、貴下もまた、熟知の事実なるべし。

我等日本人は各階級あり各種の職業に従事すといえども、畢竟(ひっきょう 《注》つまるところ)その職業を通じ、この皇謨、即ち天業を翼賛(よくさん 《注》力添えをすること)せんとするに外ならず。
我等軍人また干戈を以て、天業恢弘(てんぎょうかいこう 《注》恢弘とは押し広めること)を奉承するに外ならず。

我等今、物量をたのめる貴下空軍の爆撃及艦砲射撃の下、外形的には退嬰(たいえい 《注》しりぞき守ること)の己むなきに至れるも、精神的にはいよいよ豊富にして、心地ますます明朗を覚え、歓喜を禁ずる能(あた)はざるものあり。
これ、天業翼賛の信念に燃ゆる日本臣民の共通の心理なるも、貴下及チャーチル君等の理解に苦むところならん。

今ここに、卿等(けいら 《注》大臣たち ルーズベルトとチャーチルを指す)の精神的貧弱を憐(あわれ)み、以下一言以って、少く誨(おし)える所あらんとす。
卿等のなす所を以て見れば、白人殊(こと)にアングロ・サクソンを以て世界の利益を壟断(ろうだん 《注》独占すること)せんとし、有色人種を以って、その野望の前に奴隷化せんとするに外ならず。

これが為、奸策(かんさく 《注》悪がしこいクワダテのこと)を以て有色人種を瞞着(まんちゃく 《注》だますこと)し、いわゆる悪意の善政を以って、彼 等を喪心(そうしん 《注》本心を失うこと)無力化せしめんとす。 近世に至り、日本が卿等の野望に抗し、有色人種、ことに東洋民族をして、卿等の束縛より解放せんと試みるや、卿等は毫も(ごうも 《注》全く無いこと)日 本の真意を理解せんと努むることなく、ひたすら卿等の為の有害なる存在となし、かつての友邦を目するに仇敵野蛮人を以ってし、公々然として日本人種の絶滅 を呼号するに至る。これあに神意に叶うものならんや。
大東亜戦争により、いわゆる大東亜共栄圏のなるや、所在各民族は、我が善政を謳歌し、卿等が今を破壊することなくんば、全世界に亘る恒久的平和の招来、決して遠きに非ず。

卿等は既に充分なる繁栄にも満足することなく、数百年来の卿等の搾取より免れんとする是等憐むべき人類の希望の芽を何が故に嫩葉(わかば)において摘み取らんとするや。
ただ東洋の物を東洋に帰すに過ぎざるに非ずや。卿等何すれぞ斯くの如く貪慾にして且つ狭量なる。

大東亜共栄圏の存在は、毫(ごう)も卿等の存在を脅威せず。かえって世界平和の一翼として、世界人類の安寧幸福を保障するものにして、日本天皇の真意全くこの外に出づるなきを理解するの雅量あらんことを希望して止まざるものなり。
ひるがえって欧州の事情を観察するも、又相互無理解に基く人類闘争の如何に悲惨なるかを痛嘆せざるを得ず。

今ヒットラー総統の行動の是非を云為(うんい 《注》人の言行をいちいち非難すること)するを慎むも、彼の第二次欧州大戦開戦の原因が第一次大戦終結に際 し、その開戦の責任の一切を敗戦国独逸(ドイツ)に帰し、その正当なる存在を極度に圧迫せんとしたる卿等先輩の処置に対する反発に外ならざりしを観過せざ るを要す。
卿等の善戦により、克(よ)くヒットラー総統を仆(たお)すを得るとするも、如何にしてスターリンを首領とするソビエトロシアと協調せんとするや。

凡(およ)そ世界を以って強者の独専となさんとせば、永久に闘争を繰り返し、遂に世界人類に安寧幸福の日なからん。

卿等今、世界制覇の野望一応将に成らんとす。卿等の得意思ふべし。然れども、君が先輩ウイルソン大統領は、その得意の絶頂において失脚せり。
願くば本職言外の意を汲んで其の轍(てつ)を踏む勿(なか)れ。


今年はあと七十九日

【昨日の食事】
 朝ごはん:野菜ジュースとサンドイッチ
 昼ごはん:やきそば
 夜ごはん:串カツ

【平成二十六年個人目標】
1.テーマ
 受け皿の拡大
 變化及び拡大していく事業のなかで、クライアント・仲間・アライアンス會社等の関係者のシーズ・ニーズ・ウォンツをさらにたくさん受け容れることができる自分を創造していく。

(理由)
  平成二十五年は、これまでにない仕事の充実をみた。しかしながら、より望めた高みを、自らの怠慢によって、本来のあり方から著しく低くしてしまった。怠慢 とは、感謝の気持ちが足りないことから起きる。自己都合から起きる。結果として、手紙・暗唱目標が達成できなかった。中身を創らない人生はダメだ。中期構想を実現するために、一切の自己都合を排除する年とする。どうしても必要なとき以外は飲みに行かない。

もう一度やり直せ
もう一度自己を鍛え直せ

2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間訂正目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)

3.行動目標
<朝の使い方>
①ブログを書く
②朝のおつとめをする
③昨日の仕事をまとめる
④全体的に仕事を觀る・視る・診る(これができるように常に手帳を改定する)
⑤これが終わるまで朝食を摂らない

<昼の使い方>
①交通機関での移動中:仕事の構想を練る・暗唱する・時間があれば読書
②事務所:具体化
③事務所での空き時間:整理整頓清掃

4.具体的目標及び行動具體策
(1)年間目標
<事業定量目標>
 事業計画を2月中に作成

<個人定量目標>
感謝する:3,600回の感謝の気持ちを具現化:手紙3,600通 1070通/2,530通
整える:365回以上の整理整頓清掃回165/200回
創る:200冊以上の読書:159冊/41冊 読んだ本は最後に紹介しています
観る:和歌365通以上310/55通
診る:ブログ730通以上:603通/127通
視る:士魂商才12冊:9冊/3冊
看る:体重75キログラム未満:81.5㎏ あと6.5㎏

<個人定性目標>
①平成二十六年二月末までに個人五か年計画作成
②平成二十六年一月十五日まで個人一か年計画作成
③平成二十六年二月末まで次年度事業計画作成

(2)月間目標
 毎週最終土曜日(もしくは最初の土曜日)に次月計画を作成

(3)週間目標
①先週検証・次週計画(土曜日)
②息子に手紙を書く
③先週業務(特にクライアント)の検証と方針立案

(3)ルーティン
①私は毎朝、朝のお勤め
をします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)
②私は毎朝、三つの唱和をします(
般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は、大学と終戦の詔勅)
④私は毎朝、連携先について5分ずつ深く思考します
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します
⑥私は毎朝、前日の仕事を振り返り、まとめ、当日の仕事の方針を立てます
⑦私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします

【行動規範:八戒】
一、いつも最悪の事態を想定せよ
一、そして、今日一日の最良の行動をとれ
一、自分の事ばかりしゃべるな(ブログと士魂商才以外)
一、自分以外の人に強い興味を持て(ただし必要以上期待しない、過去の出来事にこだわらない)
一、自分の馬鹿さ加減を常に思い出せ
一、人から受けた恩は忘れるな
一、人へ施した恩はすぐに忘れろ
一、小さな仕事こそ丁寧にやれ

【読んだ本】
総 図解第二次世界大戦、総図解日本近現代史、月間致知二月号、名著で読む世界史 、黒田官兵衛の情報学、歴史小説の罠、別冊正論NHKよそんなに日本が憎いのか、日本文化本当は何がすごいのか、小さな修養論、WILL三月号、ひととき 二月号、ウエッジ二月号、正論三月号 、致知三月号、WILL四月号、中国共産党3年以内に崩壊する、正論四月号、ひととき四月号、日本の歴史本当は何がすごいのか、保守の心得、世界史の中の 日本本当は何がすごいのか、月間致知四月号、韓国人はどこから来たか、日本人ルーツの謎を解く、古代日本「謎」の時代を解き明かす、反日プロパガンダの近 現代史、歴史問題は解決できない 、知の武装、旧かなづかひで書く日本語、WILL五月号、ふるさとなる大和、私の國語教室、自衛隊最強兵器FILE、偉大なるしゅららぼん、消えたヤルタ 密約緊急電、とっぴんぱらりの風太郎、正論五月号、歴史通三月号、自衛隊ピア、ひととき五月号、ウエッジ五月号、歴史通五月号、致知、MAMORU、あの ねだいじょうぶだいじょうぶ 、VOICE五月号、PHP五月号、※ウェッジ五月号、ひととき五月号、WILL六月号、別冊正論EXTRA21、常識から疑え山川日本史下、一個人別冊 天皇と皇室、本当は恐ろしい日本国憲法(弐回目)、夢を実現する発想法、常識から疑え山川日本史上、空が青いから白を選んだのです、世界が憧れる天皇がい る日本、あのねだいじょうぶ大丈夫(弐回目)、短歌100のツボ、増税と政局50年史、「靖國」のことを語ろう、嘘だらけの日米近現代史(弐回目)、総図 解第二次世界大戦、雪國、大地(上)、大地(中)、正論六月号、千羽鶴、大地(下)、十六歳の日記、帝国憲法の真実、国土と安全は経済(かね)で買える、 致知六月号、英国人記者が見た連合軍戦勝史観の虚妄、嘘だらけの日中近現代史、あなたの知らない日本経済のカラクリ※、MAMORU六月号、VOICE六 月号、PHP六月号、歴史街道六月号、走らなきゃもったいない!、日本の決意、サバイバル宗教論、昔も今もすごいぞ日本人2、嚢背負いの心、うきゆい、ア ベノミクスを阻む「七つの敵」、歴史通六月号、古事記完全講義、昔も今もすごいぞ日本人、怖くて読めない世界史、WILL七月号、ウェッジ六月号、ひとと き六月号、正論七月号、キリスト教暗黒の裏面史、キリスト教封印の世界史、月間致知七月號、VOICE七月号、歴史通七月号、田母神戰爭大學、WILL八 月号、韓国人による恥韓論、中国をすてよ、金閣寺、正論八月号、VOICE八月号、PHP八月号、PHPスペシャル、致知八月号、歴史街道八月号、大間違 いの太平洋戦争、ひととき八月号、誤解だらけの電力問題、消費増税の黒いシナリオ、正論九月號、MAMORU九月號、真実の朝鮮史、正論九月号、敗けるは ずがなかった!大東亜戦争、VOICE九月号、歴史通九月号、現代農業、真実の中国史(二回目)、帝国陸軍見果てぬ「防共回廊」、農協の大罪、日中再逆転、人生と易経、渡辺昇一の古事記、百人一首、月間致知九 月號、ひととき九月號、WILL十月號、かわいそうな歴史の国の中国人、正論十月號、月間致知九月号、月間致知十月號、井田真紀子著作選集、VOICE十 月號、言志四録、凛として、WILL十一月號別冊、プーチンよ惡は米国に學べ、テキサス親父の「怒れ!罠にかかつた日本人」、ひととき十月號、零戰と坂井三郎、軍国主義が日本を救う、WILL十一月號、正論十一月號、月間致知十一月號、歴史通十一月號、正論特集靖國大解剖、私を通り過ぎた政治家たち

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5722

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2014年10月13日 09:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「金閣寺(歴史的假名遣ひと正しい漢字)」です。

次のブログ記事は「凛として 十九」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。