凛として 六十

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 つづきです。
 平成十四年、スコットランドに政孝の足跡をたずねた威は、政孝が学んだグラスゴー大学にも足を運び、大学に五千ポンド(当時約百万円)を寄付した。大学ではこれを基金に「タケツル賞」を制定。毎年、化学の修士課程から最優秀学生を選び、百ポンド(約二万円)ずつ賞金を出している。

 マルコム・マクラウド副学長は「これまでの受賞者二人はどちらも女子学生なんですよ。グラスゴー大で学んだ留学生が日本にウイスキー文化をもたらし、さらにこういうかたちでスコットランドの学生につながっているのは、とてもワンダフルなことです」と話す。

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このページは、宝徳 健が2015年1月 1日 02:44に書いたブログ記事です。

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