我が國軍人の髙い意識(皇紀弍千六百七十五年五月二十六日)

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 我が國の潜水艦は世界最強です。特にそうりゅう型が。もちろん原子力潜水艦ではないので、1年ももぐつたりすることはできません。でも、デーゼル艦の弱點を補い、我が國獨自の技術開発で1週間ぐらいは潜れるようになりました。この技術をアメリカをはじめ他國はほしくてたまりません。

 もちろん、練度も。操艦技術も。敵國 支那などにとつてはたまらなく嫌な相手です。
 その世界一優秀な我が國の潜水艦の乗組員たちが、恐れる(笑)のが、同じ海軍(海上自衛隊)のP-3C(対潜哨戒機)です。米海軍との演習で、いつも米海軍の潜水艦や戰艦を抑え抜群な成績を収める艦長が、「海自の潜水艦にとつて一番の脅威は、われわれ海自のP-3Cです。決して身びいきで云ふのではな く、彼らはサブマリン(潜水艦)ハンターとして間違いなく世界一です」と語ります。

 またこのP-3Cは、未だ、一度も事故を起こしていません。戰闘機としては驚異的な實績です。

 その機長が結婚して十五年たったとき奥さんに言いました。

「あの時、言ったことを覺へてゐるか?」

 奥さんはうなづいて夫の言葉を繰り返しました。

「もし自分が乘つた飛行機に何かがあつたら、十人の部下の御家族を一軒一軒たずねて、機長の妻として頭を下げてくれ」

 結婚した時に夫婦として最初に夫が妻に賴んだことは、自分の最後のときの賴みでした。

 これが我が國 軍人の意識の髙さです(もうそろそろ自衞隊などと呼んで嘘をつくのではなく、軍であることを認めましょうよ)。

  民主黨をはじめとして、國會で、我が國軍人をないがしろにし、馬鹿にするやうな議論を繰り返している愚かな政治家(こんな奴らを當選させる國民がいるのが 信じられない)たち、きちんと軍隊が動ける法律さえももたないこと、14歳の女の子が拉致されても助けることもできない國、あの低すぎる軍事予算・・・。こんなが んじがらめな中で、我が國軍人は、しらけずに、かうやつて、國を守つてくれてゐるのです。

 軍隊の安全とは、戰へる状況を作ることです。戰へない状況を作ろうとすることほど、彼らの命を危うくします。

 そろそろ目を覺ましませう。

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このページは、宝徳 健が2015年5月26日 05:15に書いたブログ記事です。

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