政治家は軍人ではない(皇紀弍千六百七十五年五月二十八日)

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 この三日間、半徹夜状態で仕事をしていたら、もう體にガタが・・・・。なんといふこと。これでは大好きな仕事ができないではないか。夜は寢る時間とはわかつてゐますが、電話もならない静寂な時間に仕事をすると昼間の倍以上進むのでつい。でも、イケマセンネ。年齢を重ねるといふ内部環境の変化に、人生の經營者として對應しないと。

 さて、國會でびつくりするほど愚かな議論が野黨からおきてゐます。あれでは答へる安倍さんも大變です。
 自衞隊の現場の危險度が増すだのなんだの・・・・。その議論は軍人が現場でやることで政治家がやることではありません。もう、聞いていて顔から火が出るほど恥ずかしい。他の國の人間が観たら、笑うどころか呆れてものもいへないでせう。

 政治家の役割は、いかに國益をそこのはないか、世界平和にどう貢献するか、國民の安全は、國家・國體をどうしていくか、そのための敎育をどうするかです。

 シビリア ン・コントロールといふのは、戰爭も知らないおバカな文民が、軍の現場までにいちいち口を挟むことではありません。

 國益と國民の安全を確保するためには、現段階で、外交がよいのか戰爭がよいのかを判断することがシビリアン・コントロールです。そして、戰爭になつたら、ネガティブ・リスト(これだけはやつてはいけない)に則つて、軍人が戦略・戦術を判断します(我が國はポジティブ・リスト(これしかやつてはいけない)です)。とても危險なあり方です。

 政治は軍に關與しない(判断だけ)、軍は政治に關與しない。それが正しい姿です。

 「自衞官のリスクが髙まる」ですつて。今のはうがリスクが髙いのがわからないでせうか。それに、軍人とはリスクを背負つてゐる職業です。國民の命を守るために。そんなのは百も承知で軍人になつてゐます。

 では、支那の船が大量に我が國領海を犯しているのに、「海上保安官のリスクが髙まつてゐる」といふ議論がなぜ起きない。

 支那人・朝鮮人の犯罪がこれほど増加してゐるのに、「警察官のリスクが髙まつてゐる」といふ議論がなぜ起きない。

 アメリカに押し付けられて、建築基準法を緩めたときに、「消防隊員のリスクが高まる」といふ議論がなぜ起きない。

 みんな、國家・國民のために命を懸けて志事をしてゐる職業です。

 野黨諸君、あんまり人を舐めた議論をするなよ。

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あなたは、何人ですか❓と聞きたい。

この國に對して、好き放題に無茶苦茶な発言と振る舞い。

直面する、問題に どう対処なさるのか聞いてみたい。

私利私欲だけ、肥やす悪党が多過ぎ。

例えば、国家 国旗 国歌に異を唱えるなら国外へ移住すればいい。

あと、震災以降に見かける、 がんばろう日本っていうスローガン。

特に、プロ野球のヘルメットに記されてありますが、いい加減止めて欲しい。

兎にも角にも、安倍総理には期待します。

私には、出来ないから。


 奥田さん、コメント感謝します。でも、十数年前に比べたらかなり我が國はよくなってきていますよ。もう少しです。安倍さんが國の骨格を構築し、そして、それを正しく運用できるかしこい國民にみんなでなりましょう。

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このページは、宝徳 健が2015年5月28日 16:42に書いたブログ記事です。

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