芒種 蟷螂生(皇紀弐千六百七十五年六月七日 弐)

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 本當は、毎日三~四通のブログ記事を書きたいのですが・・・。私のサボリでまだ手續き出來てなくてすみません。この記事がどうかうまくアップされますやうに。

 今は、二十四節季でいふと、芒種です。「ぼうしゅ」と讀みます。稻などの芒(のぎ=穂)のある穀物の種まきの頃を云ひます。

 田が美しいですね~。水が張られた田に、シラサギが遊ぶ姿が大好きです。昔は、田で、田螺(たにし)がたくさん採れてゐました。もちろん食用です。今は、農藥でいなくなつたのかなあ。子供の頃のやうに田で遊ぶことがなくなつたのでわからないや。子供の頃、田で遊んでゐると、シラサギが、田に田螺を食べに來いました。シラサギが今も田で遊ぶといふことは、今も田螺がゐるのだらうか?

美しく 張られた水に 訪れる 田螺つひばむ 白いサギたち

 我が國は、美しいですね。

 そして、七十二候では、今は、二十五候 芒種 初候 蟷螂生です。「かまきりしょうず」を讀みます。


 私は、蟷螂が嫌いです。子供の頃、遊んでいて、ふと自分の肩をみると、蟷螂が止まつてゐました。なんと、その蟷螂と目があつてしまつたのです。蟷螂は複眼なので、蟷螂の複眼の中のどの目と私の目があつたかはわかりませんが。

 今でも、思ひ出すと、背筋がぞつとします。そうです、私の弱點は、女性とかまきりとお酒なんです(笑)。

 しかしいいですね~。三百六十五日を七十二で割ると、五日です。かつての我が國の先輩たちは、五日ごとに季節を感じ、自然を愛で、自然と共に生きてきました。そして、その生き方を私達に殘してくれました。ほんの少しでもいいから、それをたまには思ひ出す臣民に戻つてもいいですよね。

 梅雨に入りました。紫陽花が見事なまでに咲く姿をまた今年も觀られますね。

夏もなほ 心はつきぬ あぢさゐの よひらの露に 月もすみけり

 藤原俊成の歌です。和歌もまた先輩たちが私たちに殘してくれたものですね。きれいな歌ですね~。

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このページは、宝徳 健が2015年6月 7日 02:42に書いたブログ記事です。

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