これはやばい(皇紀弐千六百七十五年六月二十八日 弐)

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 今朝、ブログを書いたのが5時前です。それから朝刊を賈ひに行きました。

 「ギリシャ、EUのよる財政再建策 国民投票」がトップ記事に。
 これで、今月末のギリシャへのEU金融支援策は途絶えました。

 ギリシャもバルカン半島の一つです。バルカン半島は常に世界を混乱させました。第一次世界大戰もさうです。ちなみに、第一次世界大戰が歐州で留またのは、我が國帝國海軍が、地中海からカナダまでの地域で戰亂になることを抑へたためです。我が國はこれを第一次大戰後、外交で活かしませんでした。石井菊次郎といふ天才外交官がいたのに、政局で原敬が石井を用いなかつたのです。

 私たちは學校で、原敬を「平民宰相」といつて、なにか正義の味方のやうに習ひました。とんでもありません。原や原の腹心の内田と云ふ外務大臣が帝國を崩壊に導いたやうなものです。

 それはいいとして、バルカン半島のギリシャが揺れると、歐州は亞細亞に目を向ける餘裕がなくなります。支那、ロシア、北朝鮮の動きが自由になります。

 日清戰筝後の三國干渉も、ビスマルクを解任したお馬鹿なウィルヘルム二世が、ビスマルクがロシアとフランスに挟まれないように苦心して作つた外交戰略を壊してしまひました。その愚かさに氣付いたウィルへルム二世は、ロシアとフランスに挟まれたらたまらないので、ロシアとフランスの目を亞細亞に向けるために三國干渉をしかけました。

 このやうに、歐州情勢、とくに、バルカン半島の動きと我が國の外交とは切つても切り離せないのです。

 さあ、今囘の件。ロシアは、バルカン當時者です。ロシアは二つの外交処理を絶對に同時処理しません。でも、今囘は、ロシアはギリシャ問題では部外者ですが、ウクライナ問題を抱へてゐます。歐米がウクライナ問題にかかわる餘裕がなくなりましたから、どうでるか・・・。讀めません。でも、今囘は北方領土を餌に日本に近づいてゐますが、これは無理でしょう。

 支那。最近、金がなく、バブルが崩壊しさうです。もし、アメリカが、いらない口を歐州に出したら、最近、猫なで聲で我が國に近づいていた支那は、姿勢を轉じて、強氣に出て来るでせう

 アメリカが歐州に口を挟まなければ、今の姿勢を貫くでせう。オバマは馬鹿ですが、いらんことを何もしないので助かります。

 AIIB? 支那が歐州の分裂を画策して、ギリシャに金融支援をするかもしれません。さうしたら、AIIBの金がなくなります。日本に益々ゴロニャンとくるでせう。

 北朝鮮は・・・。わかりません。支那は、もう北朝鮮にかかはつてゐる暇がなくなります。暴發するかなあ。北朝鮮の採る最良の道は、日米同盟に入ることを選択することです。明治の外交官ならこのぐらいのことは画策するでせう。拉致問題も支那外交も、對韓國政策も、我が國はすべて解決することができます。


 平和安全法案がどうのこうのと、國内でもめている場合ではありません。ウッド・ロー・ウィルソンやビル・クリントンといふ愚かなアメリカ大統領が作り出した、我が國の危機がここにきて再燃しやうとしてゐます。

 さつさと法案を通して、我が國の姿勢を示す必要があります。どうしてそれがわからない人がこんなにたくさんいるんだらう???

 それにしても、安倍政權最大のテーマであつた經濟を、野黨も朝日新聞も全く攻めなくなりました(笑)。朝日新聞までもが、好景氣を記事にしはじめています(笑)(笑)(笑)。

 まあ、彼らの反對なんてこんなものです。愚か者たちよ。

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このページは、宝徳 健が2015年6月28日 12:55に書いたブログ記事です。

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