ソ連對日侵攻の日(皇紀弐千六百七十五年八月八日)

| コメント(2) | トラックバック(0)
 關特演をご存知でせうか?
 關東軍特種演習の略です。昭和十六年(1941年)六月に、關東軍が、満洲(満州ではありません)ソ連國境付近で行つた演習です。

 ソ連のスターリンは何か、強者のやうに歴史上描かれてゐますが、とんでもない。ただの臆病者のグルジア人です。それを證據に、この關特演を我が國が行つたとき、ビビりまくって、日本の方には侵攻できませんでした。

 そのより前、昭和十四年に、スターリンはノモンハン事件をしかけます。歴史改竄作家 司馬遼太郎や半藤一利は、ノモンハンで日本はソ連に叩きのめされたと嘘をつきます。とんでもありません。我が軍の壓(圧)勝でした。スターリンはビビリまくります。

 その弐年後の關特演です。さらにビビリ上がりました。まあ、ソ連は歴史上、對外的な二つのもめ事を同時には絶對に着手しません。昭和十六年のソ連は、対獨戰がはじまります。

 ドイツと喧嘩をしながら、一方では日本にビビりまくったスターリンの顔がみてみたかった。

 帝國陸海軍は、世界最強でした。素晴らしい將兵が揃つてゐました。しかし、俗にエリートと云はれるトップ組が馬鹿といふ表現では済まされないほど愚かでした。

 例えば、多くの人が英雄視する 山本五十六。これほど愚かな人間はゐません。

 これも歴史改竄作家 山崎豊子が作品「不毛地帯」で英雄視した、大本営参謀 瀬島龍三。これなど、明らかにソ連のスパイです。

 こんな愚かな軍トップがゐても、現場の將兵が優秀なため、この愚か者トップたちの無茶苦茶な作戰を、なんとまあ、成功させてしまふのです。するとまた、愚かなトップたちが「へー、これができるなら、これもできるだらう」とさらに無茶を云ひます。

 そこにきて、大日本帝國壊滅最大の犯罪者 近衛文麿の登場です。まあ、これについてはまた後日詳しく・・・。

 さて、本日は、ソ連の我が國侵攻の日です。中立条約を一方的に破つての進行です。

 それんは千島からも攻め込みます。一旦、軍備を解いた我が帝國陸軍ですが、占守島(しゅむしゅとう)に攻め入つて來たソ連軍を撃退するために、現場レベルの判斷で死を覺悟して、我が國を守るため再び戰ひます。

 そこでも、ソ連軍は、我が帝國陸軍に、たこ殴りにされます。スターリンは、「お前ら降伏したんだから、武装解除しろよ」と、アメリカに告げ口して、やつとの思ひで日本侵攻を実現します。

 この占守島での將兵の防衛がなかつたら、もしかしたら北海道はソ連にとられてゐたかもしれません。占守島で戰つた將兵はシベリアに抑留され、地獄を味はされます。

 今日は、ソ連の對日侵攻の日です。知つてゐますか?

 占守島の戰ひのことは、「終わらざる夏 上下」浅田次郎 集英社 を是非お讀みください。

敵の手に 我が國落ちるを 防ぐため 命捧げし 英霊たちよ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/6100

コメント(2)

おはようございます。

最近、倉山満の「日露近現代史」を読了したばかりですので、この宝徳さんのブログ記事に難なくついていけました。
「二正面作戦をしない」、「勝てない国には楯突かない」、まさにソ連の大原則ですね。弱った国には条約も破棄して侵攻する。許せませんね。

さて、昨日士魂商才が届きました。
どのようにお店が紹介されているかドキドキでした。
気に入っていただけたようで何よりです。

 深田さん、コメント感謝します。倉山さんの著作を読まれたのですね。今の我が國外務省は崩壊しています。安倍さんの孤軍奮闘ですね。
 秋田のお店素敵でしたよ。今度は一緒に行きましょうね。

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2015年8月 8日 05:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「スキルアップ研修???(皇紀弐千六百七十五年八月六日)」です。

次のブログ記事は「涼風至(皇紀弐千六百七十五年八月九日)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。