騙されてはいけない本(皇紀弍千六百七十五年八月十二日)

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 今日は、日航機が御巣鷹山へ墜落した日です。昭和六十年八月十二日。三十年が経過します。

 坂本九ちゃんが乘つてゐました。九ちゃんとは、テニスの技術本を一緒に作りました。「テニス驚異の上達法」(世界文化社)です。作つた當時は、私は二十三歳でした。一緒に食事をしたとき、奥様の柏木由紀子さんが現れました。「なんてきれいな人なんだらう」とびっくりしました。レストランの入口から奥様が入つてくると、そこだけ空氣が輝いてゐるのです。

 私は、小さい頃から九ちゃんの大ファンでした。そして、一緒にお仕事をしたこともある。もう、悲しくて悲しくて・・・。

 さて、この日航機の事故を冒涜した作家がゐます。
 左翼嘘つき作家山崎豊子です。「沈まぬ太陽」といふ小説で、日本航空を惡者にして、徹底的に糾弾する内容になつてゐます。
 歴史改竄系の司馬遼太郎、山崎豊子、半藤一利、村上春樹は、小説を書くときに惡をひとつ定めます。そこに嘘が存在してしまひます。とにかく讀んではいけません。

 世間がなぜ、これらの作家に賛辞を送るかがわかりません。まあ、私も、つい最近まで、彼らに騙されてゐました。眞實を知ると、もうがつかりです。

 「沈まぬ太陽」の主人公である、恩地は、労働問題のプロです。左翼に都合のよい組織を作つて企業側と徹底的に戰ひました。スチュワーデスが待遇改善といふことで、スチュワーデスにデモをさせました。

 當時、日航の經營者の娘さんが、明日をも知れぬ重體になつてゐました。それを知つた恩地(沈まぬ太陽の主人公名で書きます)は、その經營者を家に返さず、徹夜での労使交渉を仕掛けました。經營者は、娘さんの死に目に間に合ひませんでした。

 それを知つたシュチュワーデスなど、恩地に踊らされてゐた人間たちは、目が覺めました。社員から總スカンをくらひ本社に居場所がなくなつた恩地は、自ら志願してアフリカに逃げてゐきました。

 小説では、労働組合にリーダーとして飛行機の整備不良を會社側に申し入れたが、會社側がそれを受け入れず、事故につながつたとして、恩地を英雄扱いします。そして、恩地が鬱陶しくなつた會社が、恩地をアフリカに飛ばすといふ内容です。

すべて嘘です。
 山崎豊子は、なぜこんなひどい嘘をつくのでせうか? 世間では、今も、この小説を信じている人間がたくさんゐます。映画も觀ましたがひどいものです。

 瀬島龍三。大本營で天才參謀といはれてゐた人間ですが、警視庁公安では、彼はソ連のスパイとはつきりと斷定してゐます。その人間を、山崎豊子は「不毛地帯」といふ小説で、英雄視します。まあ、彼女は、左翼真っ赤っか新聞である毎日新聞出身ですが。
 
 とにかく騙されないでください。司馬遼太郎、山崎豊子、半藤一利、村上春樹。彼らは文章がうまいのと筆が強いのとで、世間を騙します。

 「小説なんだからいいじゃないか」といふ人がゐます。さういふ人ほど、事實、眞實、眞理を追求しようとしません。騙されます。許される範囲ではないのです。

 ここには書きませんでしたが、大江健三郎、松本清張なんかは、もう、批判するのも馬鹿らしい愚か者です。この程度なら放つておけばいいのですが、先の四人は許すことができません。

嘘を以て 人の心を 惑はすは 左翼のやつらの 常套手段

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このページは、宝徳 健が2015年8月12日 07:19に書いたブログ記事です。

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