山形米沢の理容サロン講演会終了

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   今、米沢から仙台空港に着いて、牛タン食べながらビール飲んでいます。17時の伊丹行きに乗りたかったのに、10分差でアウト!牛タン、昔の方がおいし かったような気がするな~。おっと、牛タンの話ではなかった。
今日のサロン講演会は、最初何の集まりかわからなかったのですが、リアル(化粧品会社)の社員に頼まれてやってきました。でも、やってよかったなぁ、とい うのが正直な感想。すごい経営改革が叫ばれている今日ですが、今、現在行っていることをきちんと整えることも大切です。ノウハウをどんどん提供しても、そ れを使いこなせる現場の力がないと収益は向上しません。また、今行っていることができないのに、新しいことが吸収できるとは考えにくいのです。中堅以上大 企業であれば、数人の社員がそれをこなせることができるので、他の大勢はできなくてもいろいろな新しいことが実現できます。これが規模の強さ。でも、私の クライアントはほとんどが中小零細企業です。まずは、今保有している経営資源を最大限にすることが課題となります。ひとつひとつ経営資源を立ち上げていく と、自信ができます。その自信をもとに新しいことをやっていくことが、回り道のようですが、成功の秘訣です。川にたとえるなら、すぐそこに向こう岸があっ たとしても、飛び越えられる力がないのであれば、橋を探すしかありません。
理容サロンはとても素敵な商売なのですが、事業を行っている人自身が、気づいていない点が多く、気づきと実行があれば、かなりの収益増が期待できます。
でも、非常に多くの事業者がおり、それが団体の利益に守られていることから、「平均点」の経営をしようとしてしまいます。20年前のSS業界のように。
商売は差別化しなければ、自分の事業が存在している意味がありません。でも、私たちは、学校のころから「平均点」の教育を受けてきたので、人よりも優れた ものを思いっきり立ち上げるということに慣れていません。ここを脱却しないと、事業の個性化ははかれないでしょう。
幸か不幸か、1億総中流階級の時代は終焉しました。知恵と工夫がある人が事業で成功する時代です。今のうちに、しっかりと現在行っていることを100%立 ち上げていくことを実現してきましょう。

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このページは、宝徳 健が2005年11月21日 17:35に書いたブログ記事です。

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