竹中平蔵氏 講演会①

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  平成19年1月30日に竹中平蔵氏の講演会を聞きに行きました。ひよこクラブのIKさんと一緒に。すばらしい内容でした。一度には無理なので、少しずつサマリーを掲載します。場所は、ホテルニューオオタニ 大阪 2階翠鳳の間です。
 まずは、プロローグ

1.構造改革の真実という本を書いた紹介がありました。私も買って読みます。
2.最近、みんなに言っていること
 昆虫学者が昆虫になった。つまり、学者時代は、政治や経済を研究することをしていたが、自らがその場に身を投じることになったのを意味しています。日本 では、学者は敬意を持って迎えられることが多いが、政治家になったとたん、敵意で見られるようになるとのこと。民間人の立場からこの講演では、自由に発言 するとの事でした。
3.日誌
 小泉政権下での5年5ヶ月で日誌を書いた。A4 300ページになったそうです。その日誌を元に先ほどの本を書いたそうです。
4.2003年6月の出来事
 2003年4月に日本の株価は7600円で底になった。5月にりそな銀行に公的資金を投入してから株価が反転した。このとき、ほとんどの政府関係者が景気回復の実感を持った。

 そして、2003年6月のある日、赤坂プリンスホテルの地価一階にある りゅうほう(字はわかりませんが)という中華レストランで小泉首相と食事 をすることになった。秘書も一緒にいたが、秘書をそこに残して、中華レストランの厨房の業務用エレベーターに乗って20階まで行った。そこには民間出身の 政府関係者が何人かいた。生田郵政公社総裁も日銀総裁もいた。
 そして、小泉首相が生田さんに言った。「生田さん、あなたは最後の郵政公社総裁なんだ。そうだ、最後の総裁なんだ」と・・・・・。

 生田さんの任期は、2007年3月まで。つまり、最後の総裁ということは、2007年3月までに郵政民営化を実現することを日付入りで宣言したのでした。

 ふふふ~。小出しね。明日また書きます。

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このページは、宝徳 健が2007年2月 2日 05:04に書いたブログ記事です。

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