和歌

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 万葉集の歌を紹介します。

 君が行く 道の長手を 繰り畳(たた)ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも
 万葉集の中で私が好きな歌の一つです。前にも紹介したかもしれませんね。

 中臣宅守(なかとみのやかもり)という人が、越前に流されます。そのときに、行かないで~!という想いを詠った愛人の歌です。「あなたらいらっしゃる長い道のりを手繰り寄せて、その道をいけないように焼き滅ぼしてくれる天の火が欲しい!」

 すさまじいですね。昔の日本人は素直に恋ができたのです。

 さて、拙首です。

 背中合わせ どちらが高いか くらべっこ ぬかれてうれし 息子の背丈


 ついに息子の身長が私を超えました。子供に、いろいろなことで抜かれていくのは、親として最高の喜びです。

 

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このページは、宝徳 健が2009年11月22日 09:53に書いたブログ記事です。

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