和歌

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 大伴家持の人生を紹介しています。
 家持は、少納言となって帰京します。その時に詠んだ歌です。

 わが宿の いささ群竹(むらたけ) 吹く風の 音のかそけき この夕へかも
 うらうれに 照れる春日に 雲雀あがり 心悲しも 一人し思へば

 和歌の中で、「春が悲しい」「雲雀の音が悲しい」と歌ったものは少ないのです。でも、歌心の真髄をつかんだ家持には「春の日が遅々として暮なずみ、鳥が鳴いている。もの悲しく打ちしおれた心は歌でナイト取り除けない」と歌に魂を打ち込みました。五感をするどく働かせ、今までの歌人が詠んだあたたかい愛すべき人、季節、風物以上の何か、人が避けて通れない悲しみを詠みました。

 そんな創作中にも二十八歳からはじめた「万葉集」編纂の手を休めず、防人らを勇気付ける手段のひとつとして歌をつくらせて、百余首が収録されています防人悲劇の真情である人間愛、悲しみを読む人、聞く人に訴え、家持自信も数首詠んでいます。

 さあ、家持の人生に大きな変化が訪れます。つづく。

 では、拙首です。

 成長とは 神が与えし 試練かな これまでできた ことが続くか

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このページは、宝徳 健が2010年4月25日 07:13に書いたブログ記事です。

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