八観⑧(5月18日の日誌)

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 最近「誰にでもわかる大東亜戦争の真実」「不安との付き合い方」「未来日本昔話」「歌よみに与ふる書」「万葉集」を書いてなくてすみません。ちょっと待ってくださいね。

 さて、人間の見方「八観」の最後です。やっつ全部掲載します。

【川柳】
どうも私はユーモアのセンスに欠けている。だから、時々、川柳を作ることにしました。

宝くじ 当たる小銭と 出す大金

あれは誰 みんな同じだ AKB

SKE NMBも AKB

傘がまた 雨上がるたび ひとつ減る
「通ずれが其の礼する所を観る」
 通は行き詰まらずに通達することです。例えば会社であれば、課長・部長というふうに、上に昇っていくことです。そのときに、何を尊敬するか。通じて、金 を礼したり、地位を欲したりするようではだめだということです。通じるほど、根本的なものに礼する。そういう人が偉い。

「貴(たか)ければ其の進むる所を観る」
 地位、身分が上がると、その推薦するところを観る。つまり、誰を推薦するかでその人の人となりがわかるということです。サラリーマンをやっていれば、上にこびへつらうことも、大切な要素なのでしょうが、度が過ぎると、その会社は崩壊に向かいます。

「富めれば其の養ふところを観る」
 金持ちになったら、何を養うかを観る。其の養うものを観て、その人の力量を知るということです。犬を養ったり、貴重品を養ったり、女を養ったり・・・。それで、どの程度の人間か分かるということですね。

「聴けば其の行ふ所を観る」
 聴くことで、その人が知行合一であるか、それとも、矛盾しているかを観る。ということですが・・・。うっ! 恥ずかしい。

「止(いた)れば其の好む所を観る」
  「止」は、「いたる」です。板につくことです。会社員なら会社員になって、役員なら役員になって、初めのうちは、ふらふらしているように見えますが、その うちに一応社員らしく、役人らしく落ち着いてくる。それが「止」です。そのときに、何を好むかが大切だということです。
 教師になって、国歌に敬意を払わなかったり、デモをやっているようではだめだということです。

「習へば其の言う所を観る」
 習熟すれば、その人の言うところを観るということです。話を聞けば、その人の人物・心境がよくわかります。年をとるにつれ研鑽を積まなければ大変なことになりますね。

「窮すればその受けざる所を観る」
  これが一番私にはズキッときます。創業3年~5年目、私の経営判断の誤りから、とんでもなく苦しくなりました(その影響は未だに続いています)。そのと き、お金が欲しくて欲しくて、なんでもかんでも仕事を受けてしまいました。理念を忘れて。貧すれば鈍するです。ものすごい天の鉄槌を受けました。
 人を観るときに、困った時に何を受けないかを観ることは大切だと古典は解きます。こういう考え方を知ることが出来ます。経営者にとって古典を学ぶことは必須事項です。

「賤なれば其の為さざる所を観る」
  人間落ちぶれると何をしでかすかわかりません。だから落ちぶれたときに何をしないか観るとその人がわかるということです。生きているのですから、失敗して落ちぶれることはあるでしょう。そうすると周りの人は突然冷たくなるものですが、そんなことを気にせずに、為すことを為す。偉大な人は、一度必ず、失脚しています。そして復活しています。そういう生き方に学ぶことも大切ですね。

【5月18日の食事】

朝ごはん:冷凍ライスバーガー
昼ごはん:ざるそばいなり定食
夜ごはん:おすし

【ルーティン】 

<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇10/13
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇10/13

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇10/13

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)〇10/13
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇13/13
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇13/13
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇13/13
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇9/13
(98/118 83.5%)

<5月にやること>
 手紙 150通以上  44
 読書 10冊以上 7冊
 新規提案 20社以上  10
 新ビジネスモデルづくり10個以上 1
 士魂商才5月号
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
5月6日:〇、5月10日:〇

【行動規範】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このページは、宝徳 健が2012年5月19日 08:37に書いたブログ記事です。

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