へんなおっさん

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 昨日IKさんのところに行くために、JR大阪駅で切符を買っていました。すると、へんなおっさんが、切符の自動販売機のところを何度もうろうろしているではないですか。
 何をやっているんだろうと見ていると、釣銭が出て来る穴に、手を突っ込んでいます。そして、数ある自動販売機の中の3台から、100円玉を取っていました。

 最初訳が分からなかったのですが、数分後に気づきました。

 おそらく、朝早く釣銭が出て来る穴に、粘着テープか何かを貼っておくのでしょう。そうしておくと硬貨の釣銭がひっかかる可能性があります。急いでいる人などは、釣銭をろくに数えもしないでしょうから、粘着テープに硬貨がひっかかっても気づきません。

 う~ん、こんなことを考える知恵があるなら、他のことに頭を使えばいいのに。

 さてIKさんのところに行くときには、明石海峡を左に観ながらとなります。どんな天気でも明石海峡はきれいです。

晴の日も 曇の日でも 雨の日も 明石の海は 心なごます

 シリーズで掲載している、正岡子規の「歌よみに与える書」の現代語訳です。「人々に答ふ」の続きです。

蚊遣火(かやりび)の 煙にとざす 草の庵を 人しも訪はば 水鶏(くいな)聞かせむ

 この歌は、句法がととのっていない。四、五の句に至って調子抜けがする。四の句「人も訪へかし」などというが如き言葉つきに改めたなら、少しは五の句に続くであろうに、「水鶏聞かせむ」の句など、も、目も当てられない。

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このページは、宝徳 健が2012年6月21日 06:40に書いたブログ記事です。

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